新潟のつかいかた

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ビール界の五輪で入賞!
世界で評価される新潟の実力派
クラフトブルワリー Posted | 2020/06/12

日本酒ひとりあたりの消費量も全国1位。日本酒と言えば新潟! というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか? そんな新潟ですが、実は日本のクラフトビール発祥の地でもあるのです。

それだけではありません。世界で最も権威のあるビール審査会で、「ビールの五輪」とも呼ばれる「ワールドビアカップ」や、〈日本地ビール協会〉が主催し、世界で3番目の歴史を持つ「インターナショナルビアカップ」など、「世界五大ビール審査会」と呼ばれるビールの世界大会で多くの賞を受賞している醸造所が新潟にはたくさんあります。

今回は世界のビール品評会でも高い評価を受けている、新潟のクラフトビール醸造所を3つご紹介します!

日本最初のクラフトビールメーカーにして「ワールドビアカップ」日本勢初受賞〈エチゴビール〉

エチゴビールのロゴ

1994年、規制緩和による酒税法改正を受け、ビール製造免許を取得するために必要な最低製造量が大きく引き下げられました。これを受けさまざまな企業がビール醸造に乗り出し、日本にクラフトビール(地ビール)が生まれることになりました。

そんな日本のクラフトビール黎明期において、日本で初のクラフトビールメーカーとなった醸造所が新潟の〈エチゴビール〉です。

グラスに注いだエチゴビール

〈エチゴビール〉は日本のクラフトビール第1号であるだけでなく、国際的なビールの審査会でも多数の賞を受賞する実力もあわせ持っています。
例えば、1996年に第1回が開かれた「ワールドビアカップ」では日本メーカーで唯一、〈エチゴスタウト〉が銅賞を受賞しました。「ワールドビアカップ」は“ビールの五輪”と呼ばれる世界最高峰のビール審査会です。

赤が鮮やかなプレミアムレッドエールの缶

最近では2018年に「ニューヨーク・インターナショナル・ビアコンペティション」で〈プレミアムレッドエール〉が金賞、〈フライングIPA〉と〈こしひかり越後ビール〉が銀賞を受賞したほか、部門賞の「今年のレッドエール醸造所」も受賞しています。
レッドエールとはアメリカ発祥のエール(上面発酵ビール)で、アメリカン・ホップを使用しホップ由来の苦みと柑橘系の香りがするビール。提携オンラインショップからの購入が可能です。

Information

【エチゴビール】

address:新潟市西蒲区松山2

tel:0256-76-2866

web:エチゴビール

受賞したメダルの数は135個!「ワールドビアカップ」日本勢初金賞受賞〈スワンレイクビール〉

スワンレイクビールとパスタ、ポテトなどの料理
写真は2019年取材時のもの(レストランメニューに変更あり)。

1997年創業の日本でも老舗のクラフトブルワリーのひとつ〈瓢湖(ひょうこ)屋敷の杜ブルワリー〉。

醸造所の名前となった「瓢湖」は、醸造所がある新潟県阿賀野市にある江戸時代につくられた用水地です。この湖は、冬には5000羽を超える白鳥が訪れることで有名で、ビールのブランド名〈スワンレイクビール〉もそこから名づけられました。

スワンレイクポーターの瓶ラベル

同社の〈ポーター〉は、2000年に開かれた「ワールドビアカップ」で、日本メーカー初となる金賞を受賞し、2006年にも再び金賞を受賞しました。ポーターとは18世紀のロンドンで生まれたエールの一種で、荷役運搬人(ポーター)に好まれたことからこの名がつきました。

2019年から始まった「ジャパン・グレートビア・アワーズ」でも2年連続で金賞を受賞するなど、〈瓢湖屋敷の杜ブルワリー〉はこれまでに国内外におけるビール審査会で金・銀・銅合わせて135個(2020年3月現在)のメダルを獲得する日本を代表するブルワリーです。

直営のオンラインショップ(楽天)から通販可能。〈スワンレイクビール〉は東京でも直営パブ〈Pub Edo〉など数店舗を展開しています。

Information

【瓢湖屋敷の杜ブルワリー】

address:新潟県阿賀野市金屋345-1

tel:0250-63-2000

access:新潟駅南口より車で40分

駐車場:普通車/有り

web:スワンレイクビール・瓢湖屋敷の杜ブルワリー

世界的審議会に5年連続受賞! 第1回「ジャパン・グレートビア・アワーズ」では金賞受賞〈妙高高原ビール〉

妙高高原ビールのボトル
ラベルデザインは2019年取材時のもの。現在は新しくなっている。

夏は避暑地として、冬はウインタースポーツや温泉が楽しめるなど、観光資源が豊富な妙高高原。越後富士とも呼ばれる妙高山の天然水と、厳選されたヨーロッパ産の原料で仕込んだクラフトビールが〈妙高高原ビール〉です。

妙高高原ビールの仕込み作業

ビールを通じて妙高高原の魅力を伝えるべく、クオリティの高いビールをつくっています。

2016年からビール審査会へのエントリーを開始。「インターナショナルビアカップ」では初参加で〈ピルスナー〉が銅賞、〈ヴァイツェン〉と〈ダークラガー〉が銀賞を受賞。以後4年連続で受賞し続けています。また、第1回「ジャパン・グレートビア・アワーズ」では〈ヴァイツェン〉が金賞に。定番3銘柄ともに「インターナショナルビアカップ」などの審査会で金賞を受賞し、国内外から非常に高い評価を受けている醸造所です。

壁に飾られた数々のコンテスト受賞の賞状

【お取り寄せ】

〈妙高高原ビール〉は新潟の逸品を取り扱ったECサイト「新潟直送計画」でお取り寄せも可能です。

新潟直送計画|妙高高原ビール

Information

【妙高高原ビール園タトラ館】

address:新潟県妙高市池の平温泉2457-2

tel:0255-86-2600

access:妙高はねうまライン妙高高原駅から車で約10分

駐車場:普通車/有り

web:妙高高原ビール園タトラ館

ビール好きは知っている実力派の新潟クラフトブルワリー。お取り寄せして飲み比べするのも楽しそうですね。

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credit text:三矢英人