自分らしさを表現する写真のテクニック
「友人や景色をこんな風に撮りたい。輝く瞬間が頭に浮かぶとき、シャッターを押したくなるんです」
セルフフォトも得意とする永島さんは、「自分の目線で撮影できるように」と、背丈とほぼ同じ150センチの三脚を持ち歩きます。
格別のこだわりを持つ青い色味は「私の青は、これ。と言えるように」-7の色相でレタッチ。
ユニークな文字が乗せられているInstagramの画像について聞いてみると、「自分らしさを出したいと思って始めた工夫」とのこと。
「筆ペンで手書きした文字をアプリの機能で処理し、画像内に埋め込んでいます」
永島さん撮影機材
SONY α7 Ⅲ(プライベートで出かけるときはこの1台だけを持参)
SONY α7R Ⅲ
日本海に沈む夕日
移り変わる田んぼの色
一面真っ白な雪景色
見慣れたいつもの新潟の景色がどれだけ特別で、すばらしいものか。
カメラを持って、自分らしく楽しむ永島さんから、「新潟の魅力は日常のなかにあふれている」。そう教えてもらいました。
Profile 永島実樹さん
短大卒業後、保育士として5年働き、地元で活躍する先輩に影響を受け、3年前に出張フォトグラファーとして仕事を始める。普段は、ウェディングフォトやファミリーフォトなど「人の幸せな瞬間」を撮っているが、大好きな新潟県の魅力を自分の写真で伝えたい!という思いで、県内を飛び回り自分も映る「セルフフォト」を撮ってはSNSで発信している。Instagram|@naaaagashi
credit text:齋藤悦子