過ごしやすく、環境にもやさしいリノベーション住宅
リノベーションに関心のある方や、住宅を新築しようと考えている人は「ZEH(ゼッチ)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。実は新潟県には「雪国型ZEH」なるものがあるのです。
ZEHとは、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略語。国が推奨しているエコ住宅で、建物の断熱性を高めて「省エネ」を実現するとともに、再生可能エネルギー、つまり「創エネ」によって、エネルギー収支をゼロに抑えることを目指した住宅を意味します。
これに対して、新潟県の気候に合わせて県が独自に設けているのが雪国型ZEH。国のZEH基準よりも断熱性能、気密性能を高めることで、年間の冷暖房費を削減。夏は涼しく、冬は暖かく、なおかつ環境に配慮した住宅とされています。
2025年4月に、東京から国内有数の豪雪地帯とされる南魚沼市に移住したバロンさん一家は、雪国型ZEHの基準に基づいてリノベーションされた戸建て住宅に暮らしています。辺り一面が雪に覆われている1月、ご自宅を訪ねると、1階の広々としたリビングには大きな窓から日が差し込んでいました。

「今日みたいに晴れている日だと、昼間はエアコンを付けなくてもいいくらい暖かいんです」と妻の琴絵さん。
「2階にそれぞれの部屋があるのですが、ふたりのこどもたちがまだ小さいので、家族全員、ほとんどの時間をこのリビングで過ごしています」と夫のレイさん。

リビング・ダイニングは、もともと3部屋あった和室をワンフロアにしていて、贅沢な空間使い。リビングとつながるかたちで、4.5帖ほどの畳敷きのキッズスペースがあり、キッチンに立ちながら遊んでいるこどもたちの様子を見守ることができます。
「春に3人目が生まれるのですが、キッズスペースは赤ちゃんの部屋になる予定です。リビングとの段差がなくフラットになっているので、その点でも安心ですね」(琴絵さん)


「対面キッチンで、料理をしながらこどもと会話できるところが気に入っています。カウンターは一般的な規格よりも大きめなので、こどもが宿題をするときにも使っています」(レイさん)

1階は玄関からリビング、パントリー、サンルーム、クローゼット、洗面所、そしてまた玄関へぐるっと一周できる回遊動線になっているため、効率よく家事を行うことができます。


「引っ越してきたその日から、こどもたちが家の中を何周も走り回って、汗だくになってました(笑)。思いっきり遊べるのも、この間取りのおかげだなと思います」(レイさん)
2階は、寝室とこどもたちの部屋がふたつ、そしてレイさんがリモートワークで主に使っている仕事部屋の計4室。窓の外には、美しい山並みを遠望できます。




