新潟には新潟５大ラーメンのほかにも古くから地元に根づく名物ラーメンがあります。上越市〈食堂ミサ〉の「味噌らーめん」もそのひとつ。創業以来、50年以上も変わらぬ味を提供し、「ミサといえばミソ」といわれるほど地元で親しまれています。

〈食堂ミサ〉といえば味噌ラーメン

「ミサといえばミソ」といわれるほど、地元・上越市で親しまれている〈食堂ミサ〉の「味噌らーめん」。国道18号線沿いにある〈食堂ミサ 本店〉の創業は50年以上！ 上越の白味噌をベースに、ニンニクが効いた「味噌らーめん」が長年愛される定番メニューです。

風味の決め手となるニンニクは、皮を１個ずつ手でむき、ペースト状にしてから冷凍。辛みを抑えてから解凍して使うこだわりよう。玉ねぎも１日100キロ以上をすべて手作業で仕込んでいます。にがり塩を加えて小麦の風味を引き立てた自家製麺も抜群のおいしさ。冷たい風が頬をなでる寒い季節は、特においしく感じる一杯です。

〈食堂ミサ〉本店、あらい道の駅店、はまや店の３店舗を展開

〈食堂ミサ〉は、自動車学校の食堂部としてスタート。創業者の中田ミサさんの名前からその名がつきました。その後、〈食堂ミサ あらい道の駅店〉、2020年４月には、直江津に〈食堂ミサ はまや店〉をオープン。

あらい道の駅店は、道の駅内とあって地元客も観光客も多く訪れるロケーション。自動車学校の食堂部のルーツを感じさせる「ごはん処」と大きく書かれた看板も特徴的です。本店同様、定食屋や丼ものなど、ラーメン以外のメニューも充実しており、自宅で味わえるお取り寄せもネットで購入できます。

また、〈食堂ミサ はまや店〉は直江津からほど近い上越市黒井にオープン。かつて同じ場所で30年続いた〈食堂はまや〉を改装したため「はまや」の名を冠しているのだといいます。