【 もつラーメン 】
モツはモツでも、“ホルモン”じゃない「もつ」ラーメン〈食堂みやむら〉
北海道旭川市では豚の内臓(ホルモン)をトッピングに使ったラーメンがあるそうですが、昭和42年創業の〈食堂みやむら〉には、いわゆるホルモンを使っていないにもかかわらず「もつラーメン」と名がつく一杯があるんです。実は、ここでの「もつ」とは豚肉のこと。豚の頭やこめかみにあたる部位を細かくカットし、じっくりと煮込んだものをもつと呼んでいるそうです。
かむほどにほろりと崩れてしまう、なんとも言えないやわらかさがたまりません。もつは塩やみそ、ダシ汁で味をつけ、3日間ほど寝かせて完成します。しょうゆベースのスープとも相性抜群。見た目以上にさっぱりといただける一杯です。
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credit edit:Komachi編集部