大人も子どもも大好きな甘〜いチョコレート。いよいよ近づいてきたバレンタインデー。せっかくならほかにはあまり売っていない本格的で珍しいチョコを食べてみたいと思いませんか? そこで今回は、新潟県内の「オンリーワンなチョコ」を紹介します。カカオ豆からつくる「Bean to bar」、日本酒などの和の素材と組み合わせてつくったもの、チョコに力を入れているスイーツ店、さらには県内外のチョコのセレクトショップまで、贈り物はもちろん、自分のためにも買いたい新潟県内のチョコレートが勢揃い。「番外編」として、チョコレートのお風呂(!?)も登場します!
和の素材と融合させた独自のチョコがウケてます〈しょこら亭〉
和モダンな店内は、一般的にイメージするチョコレート専門店のイメージとは異なり、老舗の和菓子屋さんといった雰囲気でしょうか。
阿賀野市の安田エリアにある〈しょこら亭〉は、大人気のチョコレート専門店。日本の伝統文化や素材とチョコレートを融合させた独自の試みで、評価を得ているお店です。県内の酒蔵とコラボレーションして、上品な日本酒の味わいをほのかに感じる生チョコ、老舗お茶屋さんとコラボレーションしたチョコなど、どれもオンリーワンなものばかり。
阿賀町の酒蔵、〈麒麟山〉の吟醸酒を使用したチョコレートが〈麒麟山吟醸 きき酒ショコラ〉。おちょこに入ったスタイルがかわいい! へらですくっていただいて、食べ終わったらぐい呑みとして使うことができます!
カラフルな〈ECHIGO キャラメル 花しょこら〉は、地元〈脇坂農園〉が栽培しているエディブルフラワーをコイン状のチョコレートに乗せたかわらしいショコラです。中にはトロリとしたキャラメルが入っています。
チョコレートはほかにもいろいろ揃っていますが、ケーキやパン、ギフト用の商品なども豊富に揃っています。
白鳥が訪れる湖として有名な観光地、阿賀野市の瓢湖の湖畔にも〈瓢湖店〉があります。
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流行のBean to bar チョコレートの洋菓子店〈Sweets Escalier〉
〈Sweets Escalier〉はカカオ豆の個性を感じられるBean to bar チョコレートやかわいらしいボンボンショコラなどの豊富なチョコレート、季節感を感じられる生ケーキで人気のお店です。
Bean to barとは、カカオ豆からチョコレートをつくる方法のこと。カカオ豆の仕入れから板チョコになるまでの工程をすべてひとつのお店で行ったチョコレートが「Bean to barチョコレート」なのです。
豆の産地や焙煎時間、砂糖の量などあらゆる要素によってチョコの味が変わり、一般的に「甘い」と思われがちなチョコレートが「酸っぱい」「苦い」など別の個性が強く感じられる仕上がりになっています。
シェフが製造過程で試行錯誤を繰り返し、完成させた味は、世界でも認められています。チョコレートのコンクール「International Chocolate Awards2020アジアパシフィック」にて、国ごとにジャッジするナショナルアワードでゴールドを受賞しました。
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