雪国のイメージがある新潟県ですが、夏の平均気温は26度以上と東京とほぼ変わらずとても暑いのです。こうも暑いと冷たいものが欲しくなりますが、アイスクリームでもシャーベットでもない、独特のなめらかさと上品な味わいのジェラートはいかがでしょうか。

本格派の専門店や果樹園で提供している新潟県内のジェラート店を、グルメ情報充実のタウン誌『月刊にいがた』がピックアップしました。ほかにも2023年春にオープンしたばかりの変わり種ジェラートが売りのお店も。夏のお出かけの際に、ひんやりジェラートを召し上がれ！

こだわりが光る本格派！ ジェラート専門店

国道352号沿い、日本海が美しい出雲崎の海岸線に位置する〈GELATO TRE IzumozakI〉。趣味として10年以上にわたってジェラートづくりを研究してきたという店主が、素材の甘みを生かしたジェラートを10種類ほど提供しています。

北海道産牛乳や新潟県産の果物などを使ったジェラートが好評。「ミルク」や「イチゴ」をはじめとした通年楽しめる定番に、その季節ならではのフレーバーなどを多彩に展開しています。少量ずつ仕込んでいるそうで、定期的に変化するラインナップが特徴です。

ドライブの合間に食べればリフレッシュすること間違いなし。素材本来の優しい甘さとひんやり冷たい口どけを堪能することができます。せっかくならダブルカップにしてふたつの味を食べ比べたいですね。カップルやお友だち同士でシェアしてもgood！

国道403号沿いに建つ、田上町の人気ジェラート店〈gelateria Sorriso〉。スタイリッシュな外観が目印です。多い時で18種類ものジェラートが並び、その味を求めて多くのお客さんが訪れます。行楽シーズンや週末は駐車場に車がいっぱい！

県内で生産された新鮮な牛乳を用いたジェラートは、豊かなコクと深い味わいがありながら、後味さっぱり。定番「ホワイトミルク」をはじめ、レパートリーは90種類以上もあるそう！ 地元産の季節の果物を使ったシャーベットも人気です。

島内の人気レストラン〈デビンコ へんじんもっこ〉の敷地内にあるジェラート専門店。店名のMattelato（マッテラート）とは佐渡の方言で「とっても」や「すごく」の意味を持つ「まって」とジェラートを組み合わせた言葉だそう。

佐渡産のフルーツをメインに、ハチミツや牛乳、世界各国のおいしい食材を組み合わせてつくる名物ジェラート。季節ごとにメニューを替えながら常時６種類を提供しています。地元民はもちろん、観光客からも大人気です。

素材のおいしさを最大限に生かした濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。カップのデザインがかわいいので写真映えもばっちり。夏はネクタリン、メロン、スイカなどが登場します。この時期だけの味覚を堪能してみてはいかがでしょう。

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