寒いときほど体に染みる、PEKOさんの冬キャン定番料理
「お酒とかを冷やしたいときは、外の雪に差しています」
テントの外は氷点下が当たり前。周りすべてが天然の冷蔵庫なのだ。当然、食材も傷みにくいから、夏場よりも料理にはこだわりやすい。そして、やはりグッドメローキャンプといえば、映える料理。まずはおでん。
「おでんの鍋が大きくて、普通のバーナーに乗らないんです。だから灯油ストーブの上に載せています。これだと、いつでもあつあつのおでんが食べられるのでオススメです。寒いなかで食べると、温かい料理のありがたみが倍増しますよ」
雪の上におでん。視覚的にも最高です。熱燗をつくって、おでん汁で割って飲むのも美味なんだとか。
スウェーデントーチもPEKOさんの冬キャンプには欠かせません。スウェーデントーチとは、丸太に切れ目を入れることで、それ単体で燃え続け、さらに上には鍋なども置けるという2役をこなす焚き火方法です。
「これは自分でチェーンソーで切ってつくったんですが、ネットなどでも購入できます。木の太さにもよりますが、6時間くらいは燃え続けますよ。新潟県産の骨つき肉を鉄板の上で焼いたんですが、ほかにも豆餅を焼いたりするのにも向いています」
冬キャンプ料理は当然ながら暖まることが優先。だから鍋などもよくつくります。最近PEKOさんがハマっているのがナッコプセという韓国の鍋料理。
「ホルモンとタコ、そしてエビが入った辛い鍋で、冬にピッタリ。ご飯と混ぜてビビンパのように食べるのもおいしいですよ」
ほかにも雪の結晶型のパスタを使ったスープなど、視覚的にも冬っぽさを意識してつくるそう。そして冬キャンプの定番といえばホットワイン。
「私はいろいろなフルーツを入れてつくることが多いです。たとえばリンゴとかを入れてもおいしくなりますよ」
今後はピザやダッチオーブンなど、薪ストーブを利用した料理にも挑戦していきたいとのことです。