新潟のつかいかた

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思ったよりもハードル低め?
豪雪地帯で冬キャンプ | Page 3 Posted | 2022/02/08

雪キャンプでもアクティビティを楽しむ

スノーアクティビティもいろいろと楽しめます。PEKOさんがよく訪れるという〈Snow Peak HEADQUARTERS Campfield〉なら、スノーシューやソリも貸してくれるし、スノーモービルで引っ張る雪上バナナボートなんていうものもあるそうです。

「去年はテントサウナをしました。サウナで限界まで耐えたあとは、水風呂の代わりに雪の上にダイブ! 川や湖でのテントサウナもいいですが、雪上でもかなり盛り上がれます」

ひとしきり楽しんだら、温かい料理を食べながら、テントでのまったりタイム。

雪だるまづくり中
松ぼっくりなどを駆使した雪だるま。鼻はにんじん。

ほかのマストアイテムとしては、スノーブーツ。靴用のホッカイロなどを使って、足元を冷やさないことが重要。それから、雪の照り返しがあるので、日焼け対策も万全で。

もっと苛酷なものを予想していた雪キャンプですが、しっかりと対策すれば快適に過ごせるようです。ただし、夏キャンプにはない注意点もあります。

「新潟はけっこう天気が変わりやすいので、天気の急転には気をつけたほうがいいですね。強風が吹いてテントが飛ばされないようにペグもすごく長いものを用意して、しっかり効かせます」

それに加えて、その日に降りそうな雪の量をチェックしておくことも大事。ドカ雪でテントが埋まってしまって出られなくなったというケースもあるので、スコップは必須アイテムだそうです。

テントの外でお茶を淹れる

初心者から熟練者まで、いろいろ選べる新潟のキャンプ場

夏には味わえない、冬キャンプならではの魅力をたっぷり教えてもらいましたが、最後に新潟で雪キャンプを楽しめる場所を紹介してもらいました。

「やっぱりSnow Peak HEADQUARTERS Campfieldはオススメですね。レンタルも充実しているし、スタッフさんのサポートも手厚いので、雪キャンプデビューには最適だと思います」

ほかにも、ホテルの敷地内にキャンプ場がある〈ロイヤル胎内パークホテル〉は、温泉もついているので人気があるそうです。〈越後妻有松之山温泉スノーパーク〉は、松之山温泉スキー場のゲレンデでキャンプが楽しめる場所。ここならスキーとの組み合わせも楽しそう。〈長岡市おぐに森林公園〉や〈えちご四駆村〉なども、冬でもキャンプ場がオープンしています。

マグカップで乾杯

「もともとはSnow Peak HEADQUARTERS Campfieldくらいしか雪キャンプができる場所はなかったんですが、ここ1、2年で増えてきました。キャンプ用薪ストーブもすごく売れているみたいで、雪キャンプはこれからどんどん人気が出てくるんじゃないでしょうか」

新潟はまだまだ雪のシーズンが続きます。キャンプというだけでも、充分に非日常を味わえますが、雪に囲まれた環境でやれば、さらにスペシャル感アップ。夏より人も少ないので貸し切り感も味わえます。ぜひ美しい白銀の世界に飛び込んでみてください。

雪キャンプを楽しむ様子
GOOD MELLOW CAMP

Profile GOOD MELLOW CAMP

自分たちらしいこだわりのキャンプスタイルを、Instagramを中心に発信し続けている女性8人組のユニット。ラグジュアリーなアウトドアスタイル・グランピングの枠を飛び越え、このユニットにしかつくれない独自のキャンプスタイルを確立しています。GOOD MELLOW CAMP Instagram

credit text:櫻井 卓 写真提供:PEKO