初心者でも簡単! 雪原の疾走感を楽しんで
「まずはこれに挑戦してみましょう!」と、たくさんあるスノーアクティビティから村山さんが紹介してくれたのが「エアボード」。空気が入ったボードにうつ伏せの状態で乗って滑り降りるアイテムです。
うつ伏せになって両脇にある持ち手をしっかりつかんだら、あとは斜面を滑るだけ! ブレーキは雪面に足を下ろし、ターンは体重移動というとてもシンプルな操作方法です。
まずは練習ということで、斜面を歩いて少し登ったところからスタート。
顔が地面と近いからか、そこまで急斜面でもないのに体感スピードがすごい! うまくコントロールできないまま、驚いている間に滑り切ってしまいました。この非日常のスピード感と、雪原に顔を近づけて滑るスリルを体験できるのが、エアボードの大きな魅力です。
慣れてくると少しずつターンが上手くなったり、正座でも滑ってみたり、リフトで少し登ったところから挑戦してみたり……、レベルアップしていくと新しい楽しさが芽生えてきます。
平らに圧雪されたコースだけでなく、コース脇の圧雪されていないエリアもフィールドに! “波に乗る”ならぬ“雪に乗る”感覚を楽しめますよ。
エアボードをエンジョイしたところで、次は1番人気だという「スノーカート」に挑戦です。
こちらはハンドルを回すだけでターンもらくらく、足踏み式ブレーキを踏み込めば減速やブレーキも簡単です。
風を切り、スピードを思い通りにコントロールしながらゲレンデを旋回していると、今度は周りの景色を楽しむ余裕も出てきました。大自然の中での解放感、自分の足でスピード調節ができるコントロールのおもしろさ、ブレーキを踏み込んだときの雪の感触など、全身でスノーアクティビティの魅力を体感できて、ワクワクしっぱなしです。
どちらのアクティビティも、スキーやスノーボードほどスピードが出ないので転んだときの衝撃が弱く、けがの心配も少なくてすみます。普段あまりスポーツをしない人や、小さな子どもがいるファミリーでも安心です。エアボードは6歳から乗れるので、お子さんのリフトデビューにもぴったりですよ。
最後に、たっぷり動いて疲れた体を癒やしてくれる“ゲレ食”をご紹介。
「店内を見渡すと、みんなこれを食べているんですよ」と村山さん。〈松之山温泉スキー場〉に来たなら、絶対に食べておきたい一品です。
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