新潟のつかいかた

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ドローンで一目瞭然!
この島がサイクリングに最適な
3つの理由 Posted | 2018/11/09

新潟・粟島フォト旅レポートとは…

この記事は、2018年9月に実施した2泊3日の新潟県・粟島モニターツアーの参加者による寄稿記事です。個性豊かな旅人によるリアルな新潟フォト旅レポートをお届けします!

理由1.海沿いの絶景ロードがどこまでも! 
自転車でお気楽に風を切れる

ちょっと想像してみてください。
青い青い青すぎる海と、緑こんもり、虫が歌い、鳥がふぁさふぁさ飛び交う山に、バッチリ両サイドを固められた道! しかも、道と海の間には防風林も防波堤も柵すらない野ざらし系です。こんな太っ腹な道、いつも走ってみたいと恋い焦がれていましたよ。ここにあったんですね理想の道。

海沿いの絶景ロードをドローン撮影
道はまーっすぐ、最高にいい気分。

こんにちは。旅作家のとまこです。文章と写真で本を書いています。それが急にドローンにどハマりしまして、ここ1年はほとんどどこかの離島で過ごし、ドローンを飛ばしているのです。でも、今回ご縁があって訪れた粟島は初めて。というか存在を初めて知りました(笑)!

すべてが新しく、だいぶ発見気分でいろんなアクティビティを楽しんだのですが、中でも一番印象に残ったのはサイクリングです。だって道が格別すぎて!

粟島には集落が2つのみ、360人ほどの小さな島だから、理想のサイクリングロードが実現できているのかもしれません。だってそこにたくさんの暮らしがあったら、こんな野ざらしにしておけませんよね。しかも野ざらしのくせにちゃんと舗装道路。ありがたや! これが砂利道だったら漕ぐのに必死で、風景なんて楽しんでる場合じゃないですよ。

さらにいいのが道のシンプルさ。複雑な分岐もないのは、小さな島ならでは。迷う余地なし、地図に悩まされずに済むってお気楽!

理由2.電動自転車もレンタルできる!
涼しい顔してめっちゃ坂を登れるよ

最南端近くの坂道のてっぺん
最南端近くの坂道のてっぺんで。電動自転車だから苦労せずに満足感でいっぱい。

自転車は、フェリーや高速船が発着する内浦港に隣接する観光協会で借りることができますよ。

そしてまた、粟島への好感が強まるのが、なんと電動自転車の用意があるんです。あの快適さは、ブランコを自分で漕がずに誰かに押してもらう感じと似ていませんか? かなりの坂道でも、がんばらなくてよいので、幸せ指数を高めてくれます。まぁ、地元のおばあちゃんは、すごいスピードで三輪自転車を漕いで上がっていきましたけどね。元気だな!!

レンタル自転車の詳細はこちら/粟島観光協会

粟島北部にあるヘリポート
北部の山のてっぺんには、ヘリポート。自転車でふらふら走っていたから発見できたお気に入りスポット。
山のてっぺんにあるヘリポート
角度を変えてみると、カッパのお皿みたいでしょ。

理由3.コンパクトだから自転車向き。
島一周の達成感がたまらない

釜谷集落の漁港をドローン撮影
ここは釜谷、ふたつしかない集落のうちの小さい方。一方の内浦とは島の反対の西側。

ただ、どんなに道や自転車がよくても、土地が広くて目指すスポットまで遠すぎたら、自転車では難しいです。

でもどうよ、粟島。とってもコンパクトだから心配ご無用。島一周制覇もわりと簡単にできますよ。この達成感は、粟島ならではのご褒美です。

それにここは北国。南の島のように日差しが危険すぎるわけでもありません。夏でも黒焦げにはならない(個人差あり)のはうれしすぎるでしょ。

漁港で作業中のクレーン船
ちょっぴり寂しい雰囲気の漂う漁港で、ポップなクレーン船がエッサエッサと働いていました。
釜谷集落の漁港の防波堤
海の向こうは大陸で“果て感”抜群。誰にも見つからない感覚、寂しいが故の開放感。釜谷に独特な好感を抱くのです。

カメラ好きならぜひどうぞ。自転車ならではの写真旅

ところでわたしはカメラ好き。自転車ってカメラ好きにとってもかなり有効な移動手段ですよね。バイクや車では見逃してしまうかもしれない自分のツボスポットをバッチリ見つけられるでしょ。

粟島で、特にお気に入りなのが内浦港の防波堤。港の奥までスイーっと入っていったら登れるところを見つけました。

長〜い防波堤の上空からの景色
長〜い防波堤の上を歩くと抜群に気持ちがいい! 「いってらっしゃーい」「おかえりー」行き来する船に手を振りたくなります。
防波堤にすわり海を眺める
対岸の本州の山々を遠目に見て、海面のキラキラに喜んで、なんかもうここで寝泊まりしてみたくなる心地よさです。
朝焼けの海
防波堤で迎えた朝は特別でした。世界中がまっかっか。“火星にきちゃったよ感”が満載です。

すっかりハマりました、粟島サイクリング。違う季節に訪れて、味わう気満々です。戻りたい地ができるってしあわせですね。

とまこさん

Reporter Profile とまこさん

小5のときカムチャッカへ行く夢を見て旅に憧れる。明治大学在学中からバックパッカー、後に秘境ツアーコンダクター。気がつけば退社して南米へ、帰国後から執筆活動。56カ国訪問。現在ドローンに超夢中、日々どこかの島で飛ばす。『離婚して、インド』(幻冬舎文庫)、『世界の国で美しくなる!』(幻冬舎)、など既刊12冊。

旅作家とまこ with Drone