新潟は紅葉の名所がいっぱい!
10月下旬〜11月中旬は紅葉シーズン。新潟県の南西部(上越)、中央部(中越)、北部(下越)、そして佐渡島の各エリアから、ぜひ訪れたい新潟の紅葉の名所を13スポットご紹介します。
自然と一体化できる野天温泉、ロープウェーやゴンドラから見下ろす山並み、癒やしの渓流や滝など、新潟ならではの雄大な自然が秋めく様子を体感しに、出かけてみませんか?
Index この記事の目次
【上越エリア】
【中越エリア】
- 湯沢/ゴンドラで360°紅葉景色の中へ急降下〈苗場ドラゴンドラ〉
- 湯沢/世界最大級のロープウェーで空中散歩〈湯沢高原パノラマパーク〉
- 魚沼/湖面に映り込む紅葉を船から臨む〈奥只見湖遊覧船〉
- 魚沼/ドライブしながら清流のせせらぎも楽しめる〈破間川渓谷〉
- 十日町/芸術的に切り取られた秋景色〈清津峡渓谷トンネル〉
- 十日町/オレンジ色の落葉の絨毯が広がる〈美人林〉
- 津南/荒々しく削られた岩肌に美しく色づく〈中津川渓谷(秋山郷)〉
- 柏崎/雅趣あふれる紅葉、夜のライトアップも幻想的な〈松雲山荘〉
【下越エリア】
【佐渡エリア】
【上越エリア】
妙高/自然との一体感を味わえる無料の野天温泉〈黄金の湯〉

妙高山登山口付近にある燕温泉の秘湯〈黄金の湯〉。
秋になると一面黄金の葉が舞い落ちることから名付けられた、自然の中の野趣豊かな野天温泉です。
赤く色づいた山並みを眺めながら、乳白色の素晴らしい泉質で日々の疲れを癒やしてみては。
★見頃:10月中旬〜下旬
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妙高/水しぶきと轟音の圧倒的迫力〈苗名滝〉

日本の滝100選に選ばれた〈苗名滝〉。
落差55メートルの高さから轟音とともに水が勢いよく流れ落ちる様子を、雄大な自然の中で体感できます。
遊歩道が整備されており、吊り橋や展望台から眺めるのもおすすめ。たっぷりマイナスイオンを浴びながら、圧巻の滝風景と鮮やかな紅葉のコントラストが楽しめます。
★見頃:10月中旬〜下旬
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【中越エリア】
湯沢/ゴンドラで360°紅葉景色の中へ急降下〈苗場ドラゴンドラ〉

全長約5.5キロメートルの日本最長ゴンドラ〈苗場ドラゴンドラ〉。
ドラゴンの背中にたとえられる山々の起伏を、アップダウンを繰り返しながら進むその様子は、アトラクションさながら。一番の絶景ポイントである“14号柱”地点に到達すると、急降下し、まるで紅葉した世界へダイブするような体験を味わえます。

ゴンドラの車窓からは、紅葉した山々を縫うように流れる清津川、エメラルドグリーンに輝く「二居湖(ふたいこ)」など、色とりどりの神秘的な風景が楽しめます。
★見頃:10月中旬〜11月上旬
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湯沢/世界最大級のロープウェーで空中散歩〈湯沢高原パノラマパーク〉

世界最大級のロープウェーで行く高原リゾート〈湯沢高原パノラマパーク〉。
10月中旬から11月上旬にかけて紅葉が見頃を迎え、秋の色彩に包まれた空間が広がります。

ロープウェーを降りてすぐの「kumo cafe」の先に広がるオープンデッキ。そこから見渡す谷川連峰や、魚沼の雄大な山脈には、ひときわ鮮やかな紅葉風景が広がっていることでしょう。
園内には、紅葉の中を散策するトレッキングコースやジップラインアドベンチャーなどのアクティビティも充実しています。
★見頃:10月中旬〜11月上旬
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魚沼/湖面に映り込む紅葉を船から臨む〈奥只見湖遊覧船〉

魚沼市の紅葉スポットの定番〈奥只見湖〉。
遊覧船に乗って湖上から眺める2000メートル級の山々の紅葉は、まさに絶景。特に、湖面に映り込んだ紅葉を船で切って進む様子は、なんともいえない美しさがあります。

「銀山平」のコースでは、日本百名山の越後駒ヶ岳をはじめ、中ノ岳や荒沢岳も見渡せます。

また銀山平・奥只見エリアにある枝折峠(しおりとうげ)では、早朝に奥只見・銀山平の大自然が生み出す絶景「滝雲」が見られることも。早朝からこの絶景をひと目見ようと多くの方が訪れます。
★見頃:10月下旬〜11月上旬
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魚沼/ドライブしながら清流のせせらぎも楽しめる〈破間川渓谷〉

破間川ダムにかかった真っ赤な浅草大橋。その上流に位置する〈破間川渓谷(あぶるまがわけいこく)〉では、道路脇を流れる渓谷の流れと鮮やかな紅葉が楽しめます。
地面から勢いよく天に向かって突き出たような立柄岩(たちがらいわ)も見応えあるビューポイント。ドライブをしながら楽しめる穴場の紅葉スポットです。
渓谷の奥に行くと、浅草山麓エコ・ミュージアムという豊かな自然を生かしたトレッキング施設も。所要時間6分で回れるヤチダモコースから、登山用の装備が求められるカモシカコースまでさまざまなコースが用意されており、歩きながら間近で紅葉が楽しめます。

★見頃:10月下旬〜11月上旬
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十日町/芸術的に切り取られた秋景色〈清津峡渓谷トンネル〉

1500万年前に形成された緑色凝灰岩の地層にマグマが流入し、見事な柱状節理が出来上がった〈清津峡渓谷トンネル〉。2018年、大地の芸術祭にて中国の建築家集団「マ・ヤンソン / MADアーキテクツ」のアート作品として改修されました。
トンネルの先に広がる紅葉景色はまるで絵画のよう。アート空間と壮大な自然が織りなす景色は、ここでしか見られません。
★見頃:10月中旬〜11月上旬
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十日町/オレンジ色の落葉の絨毯が広がる〈美人林〉

樹齢約100年のブナの木々が生茂る〈美人林〉。
その名の通り美しい立ち姿が特徴で、見る側も背筋が伸びて凛とした気分に。秋は、黄色やオレンジに紅葉した落葉が降り積もり、色とりどりの絨毯が広がります。
★見頃:11月上旬〜11月中旬
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津南/荒々しく削られた岩肌に美しく色づく〈中津川渓谷(秋山郷)〉

長野県栄村と新潟県津南町にまたがる〈中津川渓谷(秋山郷)〉。
日本の秘境百選にも選ばれており、生きている秘境との呼び名が名高いダイナミックな渓谷に、這うように広がる紅葉は圧巻です。
★見頃:10月中旬〜11月上旬
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柏崎/雅趣あふれる紅葉、夜のライトアップも幻想的な〈松雲山荘〉

大正時代15年に造園され、当時の趣を残す回遊式日本庭園〈松雲山荘〉。
美しい紅葉に溶け込むように灯篭、石碑、池などが品よく配されています。紅色の〈太鼓橋〉は、樹木とのコントラストが美しい、いちおしフォトスポット。橋の上から眺める池や浮島の風景もおすすめです。

夜になり、色づいた木々がライトアップされると、幻想的な空間が広がります。
園内の〈木村茶道美術館〉の屋外茶席では、折り重なる紅葉を眺めながら国宝級の茶器で気軽に抹茶を楽しむことができます。
★見頃:11月中旬
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【下越エリア】
弥彦/ライトアップで幻想的な彩りを見せる〈弥彦公園〉

奥ゆかしい日本庭園と紅葉のコラボレーションが魅力の〈弥彦公園〉。
10月下旬から11月中旬にかけてライトアップされ、紅葉の見頃を迎えます。
園内でも随一の紅葉スポットとして知られる「もみじ谷」は、朱色の観月橋と鮮やかな紅葉、広大な夜空に浮かぶ月が折り重なって、幻想的な夜を演出します。
日本の風情をしっとり感じたい人におすすめです。
★見頃:10月下旬〜11月中旬
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新津/厳かな日本庭園に2000本の紅葉〈中野邸記念館〉

大正から昭和初期にかけて“日本の石油王”といわれた中野家が収集した美術コレクションや、石油文化資料の展示を見られる〈中野邸記念館〉。
中野邸内の庭園ともみじ庭園を開放しており、秋になると約130種、2000本のもみじが多くの観光客の目を楽しませてくれます。
凛とした建物の佇まいやそこに色づく紅葉が、ひとつの美術品としてあるかのようです。
★見頃:11月中旬〜11月下旬
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【佐渡エリア】
佐渡/遊歩道をのんびり散策〈紅葉山〉

その名の通り、紅葉の名所として知られる〈紅葉山〉。
佐渡で初めて稲作を行った「三助・お菊」の2人を祀る男神山・女神山の南斜面一帯の紅葉を楽しめ、園に遊歩道や展望台、鏡池など散策スポットが整備されています。
秋色の山を愛でる、佐渡有数の紅葉の名所です。
★10月下旬~11月中旬
Information
清流や湖、空、山など、どのエリアもそれぞれ違ったかたちで紅葉を楽しめます。秋の新潟も楽しさがいっぱい。ぜひ参考にしてみてください。