ファッション性も機能性も。〈足と靴下の店 ごえん〉
アリスさんのコーディネートのアクセントになっている、ビビッドなグリーンのソックス。
これは加茂市を代表する1958年創業の靴下メーカー〈山忠〉と、加茂市のクリエイター〈MACHITOKI〉がコラボした、旅の靴下〈TRIP SCOTT(トリップスコット)〉。
山忠が65年以上かけて培ってきた技術力と、MACHITOKIが持つ企画力が合わさった、ファッショナブルな機能性靴下で、MACHITOKIのネットショップで購入できます。
ライトブルー、ピンク、イエローなど全11色を展開。パッケージもかわいらしいことから、リピーターが続出しているのだとか。
そんな人気の靴下を生み出した山忠のファクトリーショップ〈足と靴下の店 ごえん〉に行ってきました。
出迎えてくれたのは、TRIP SCOTTを手がけた山忠の靴下工場工場長・中林知宏さんと、MACHITOKIの渡辺幸治さん。
MACHITOKIのカフェ利用者だった山忠の会長から声をかけてもらい、今回のコラボが実現したそうです。
「TRIP SCOTTを実際に履いてみると、長時間車を運転していても足がむくまなくなったんですよね。フィット感もちょうどよくて、汗をかいても快適。まさに旅先でたくさん歩くのに最適な一足なんです。
そんな山忠さんの靴下技術を生かしながら、僕は“普通なんだけどほかとはちょっと違う”を意識してデザインしました。ひとつはカラーバリエーションですね。そしてもうひとつは、パッケージ」(渡辺さん)
「加茂市にある僕の実家は明治時代から続く白玉粉屋なんですが、そこで板餅という板チョコのような形状の平たい餅を出していたんですね。そこから着想を得て、TRIP SCOTTも板状にパッケージしてみました。おかげさまで、思わず集めたくなると評判です」(渡辺さん)
TRIP SCOTTの特徴について中林さんは、「TRIP SCOTTは3層構造になっています。外側は丈夫なポリエステル素材で、肌に当たる内側は通気性がよくてやさしい触り心地の綿素材を、その間には伸縮素材を挟みました」と、シンプルな見た目ながら高い機能性を持ち合わせていることを教えてくれました。
ほかにもごえんには、保湿に特化した靴下やシームレスな5本指ソックスなどたくさんの機能性靴下がいっぱい。
「ケアソクを履くと、ちゃんと地面を踏みしめられている感じがして、歩行がいつもより楽かも。履くのはちょっと練習が必要だけど、モデルの仕事をしているからこそ足はしっかりケアしたいので、続けていきたいと思います。友だちにもプレゼントしようかな」と、アリスさん2足お買い上げ。
また、月曜、土曜限定で工場見学も実施しているので、ごえんの靴下の秘密を知りたい人はぜひ予約してみてください。
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