北の先っぽ、名所〈二ツ亀〉が庭の民宿でお泊まり
さあ、夜に目指すは北の果て。名所〈二ツ亀〉が庭レベルですぐそこにあるこちらの民宿が〈二ツ亀荘〉です。
![二ツ亀荘の外観](https://img.howtoniigata.jp/2021/09/26120129/feature-omoidetabi-001-photo8.jpg)
島の北端、崖の下、海のキワキワにポツンと佇むのがまた乙で。荒波のイメージのある日本海だけに、なんでここにあるんだろう、と漠然とした疑問もわいてきて、この立地の非日常感が10倍増しで迫ってきます。ほとんど「日本昔ばなし」の世界でしょ。
![二ツ亀荘の内観](https://img.howtoniigata.jp/2021/09/26120130/feature-omoidetabi-001-photo9.jpg)
建物の中から見るとこうです。海、すぐそこ過ぎ(笑)。
ところで、このお宿の良さは立地だけではありません。お母さんがとってもあたたかくてユニーク、そしてキュート。キャラクターが立っているんですよ。たくさん笑い合いました。そんなお母さんがつくってくださる新鮮素材のごはんは、ほっこりする家庭の味ですごく心が解けるうえに、信じられないほど量が多いんです(笑)。お腹をすかせないようにという心遣いだと伝わってきて、始終ほっこりしていたのでした。
![朝焼け](https://img.howtoniigata.jp/2021/09/26120131/feature-omoidetabi-001-photo10.jpg)
二ツ亀荘に朝が来ました。絶景が目の前で外に出た瞬間、撮影スポットなのは最高すぎます。すみっこ感の強いここで大きな太陽を迎えるひととき……地球でのワンシーンというより、宇宙の片隅でのワンシーン、そんな風に感じられるのです。
![二ツ亀](https://img.howtoniigata.jp/2021/09/26120133/feature-omoidetabi-001-photo11.jpg)
これが二ツ亀。ふたつの大きな岩がつながって、双子みたいでしょう。ふたつの岩をなんとか陸地と結びつけている砂州は、干潮の時だけ浮かび上がるそうです。
![海水浴場になっている砂州の基点](https://img.howtoniigata.jp/2021/09/26120134/feature-omoidetabi-001-photo12.jpg)
砂州の基点のここ、佐渡では人気の海水浴場になっているそうです。透明でプルンプルンのゼリーみたい。こんな爽やかなビーチが日本海にあるなんて、イメージになかったので驚きました。
ちなみに、二ツ亀の奥に見える大きな岩が大野亀です。
![大野亀](https://img.howtoniigata.jp/2021/09/26120135/feature-omoidetabi-001-photo13.jpg)
岩のことを「亀」と呼ぶようですが、佐渡にはだいぶ大きな亀さんがあちこちにいるんですね。
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![佐渡・沢崎鼻を上空から撮影](https://img.howtoniigata.jp/2021/09/26120114/feature-omoidetabi-001-next2.jpg)