新潟は、沖縄に次いで大きな離島・佐渡島や、「離島マニア」に人気な粟島など、魅力的な旅行先に溢れています。訪れたくてもなかなか難しいときは、離島のほうから自宅へ来てもらうのはいかがでしょうか。
佐渡の特産品をまとめたサイト「さどおしな」が4月27日にオープンしました。
佐渡の特産品の中には、現地でしか購入できないものもありましたが、さまざまな商品がお取り寄せできるようになり、より気軽に自宅で楽しめるようになりました
今回は、知られざる新潟県の離島の魅力にも迫りつつ、おうちでの時間をより楽しめる佐渡の特産品を紹介します。
おうちで佐渡島気分を楽しめる「さどおしな」
佐渡の特産品をわかりやすくまとめた「さどおしな」は、「おうちで佐渡を」をスローガンに、佐渡でつくられた農産物やその加工品、地酒や佐渡島をモチーフにしたグッズまで幅広い商品を紹介しています。
佐渡は日本海に浮かぶ新潟県の離島です。新潟市の新潟港から佐渡市の両津港まで、高速船で1時間、大型フェリーで2時間30分で上陸。空と溶け合いそうな水平線や潮風を感じながらの船旅は、より一層この先の島旅への期待を膨らませてくれます。
また佐渡では、世界遺産への登録を目指している佐渡金銀山や、絶滅危惧種の「トキ」(学名:ニッポニアニッポン)を保護繁殖していることで有名です。
しかし、佐渡の魅力はこのような観光地だけでなく、緑豊かな島の自然やどこまでも青く広がる海から生まれたグルメ、特産品にもあります。
離島は海の幸だけ? いいえ、佐渡は酪農も有名!
「おいしい」であふれる佐渡島
佐渡といえばやはり海鮮! 暖流と寒流がちょうどぶつかる島の近海では、豊富な種類の魚介類がとれます。〈マルハフーヅ〉の〈佐渡もずくとうにのり〉や〈佐渡の極みさざえ味噌〉、〈日本海新潟沖 かにみそ身入り〉など、佐渡産の原材料にこだわっている瓶詰めがおすすめです。ご飯のお供にぴったりな佐渡の味を堪能してみてください。
佐渡の豊かな自然の中でのびのびと育った、肉質柔らかい佐渡牛は佐渡名物としても有名ですが、佐渡で育てられた乳牛のミルクは知られざる佐渡名物です。〈佐渡乳業〉では、風味豊かな〈佐渡バター〉やチーズのほか、かわいらしいお菓子も販売しています。
その土地に根づいた食文化を体験することも島旅の魅力。
佐渡の家庭で親しまれている郷土料理〈いごねり〉をご存じですか。〈いごねり〉または〈えごねり〉といわれるこれは、「いご草(エゴ草)」と言われる海藻を煮溶かして練り、シート状にした加工品です。5~7ミリ幅ほどに切り、酢味噌や刻みネギと醤油をかけていただきます。
〈早助屋(はやすけや)〉は昔ながらの製法でいまも〈いごねり〉を製造しています。豊かな海藻の香りがあり、味にクセがないので、〈早助屋〉では〈角いごねり〉を黒蜜ときなこでいただくセットもおすすめしています。お取り寄せならではの冒険をお楽しみください。
「さどおしな」では公式ホームページやオンラインショップへのリンクだけでなく、各SNSも掲載しているので、製造工程や商品へのこだわりや、生産者の思いを知ることができますし、オンラインで購入することで観光客が見込めず厳しい状況下に立たされているお店を助けることにもつながります。
日本海に浮かぶ佐渡へと想いをはせながら、ご自宅でお好きな佐渡の味を選んでみてくださいね。
credit text:愛優(Guild)