キャンプ用品を中心にハイエンドなアウトドア製品を企画、製造、販売する〈スノーピーク〉。今春、〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS(以下FIELD SUITE SPA)〉の開業や、新食品会社の設立の発表など、スピード感のある事業展開から目が離せません。
こうした事業の拡大を推進すべく、スノーピークは積極的な採用活動をしています。今回は、人事採用課マネージャーの捧大輔(ささげ・だいすけ)さんにUターン・Iターンでの採用事情についてお話をうかがいました。
110名ほどが県内で勤務
現在、本社機能を持つ三条市の〈ヘッドクォーターズ〉と物流やアフターサービスの部門を担う見附市の〈オペレーションコアHQ2〉を合わせて、約110名が新潟県内で働いているというスノーピーク。
中途採用は通年で募集をかけており、例年40〜60名ほどを採用。2021年は約10名が新潟の勤務となりました。そのうち7名はもともと新潟在住で、3名はIターンで入社。FIELD SUITE SPAの料理長や、施設長を務めている方もIターン組なのだといいます。
「料理長は東京の出身で、今回のFIELD SUITE SPAの開業をきっかけに新潟へ移住しました。FIELD SUITE SPAでは新潟の自然や食材を堪能できる料理をお出ししていますが、他県で仕事をしてきた料理長が新潟の自然に初めて触れて、そこで受けたインスピレーションをそのまま料理で表現しているということになります。こうした新潟でない土地を知っているからこそ気づく新潟の魅力があるのかなと感じています」
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