食材の宝庫・新潟には、他県に自慢したいお土産がたくさんあります。今回は、新潟を訪れたなら必ず手に入れておきたい定番土産を3つのジャンルでご紹介。笹だんごやそばといった全国的に有名なものから、新潟を感じられるおやつ、ジモトで人気を博す調味料まで、多彩な15品が勢ぞろい。大切な人へのお土産にはもちろん、自分へのご褒美にもおすすめな“推し土産”をご案内します。
2025年5月情報追加・更新
新潟を代表する老舗の銘菓
【 新潟のお土産1 】
作業風景を眺めながら風味豊かな笹だんごを持ち帰り
〈田中屋本店 みなと工房〉

県内で10店舗を展開する名店〈田中屋本店〉の工場兼売店。看板の笹だんごは、新潟県産のお米とヨモギを主に使用した風味豊かなヨモギ餅で北海道産小豆のつぶあんを包み、さらに笹で包んで蒸し上げています。
つぶあんに加え、こしあん、くろさき茶豆あん、きんぴら……とさまざまな味があるので、食べ比べするのもおすすめ。販売エリアには笹だんごの製造工場が隣接しており、間近で笹だんごづくりの様子を眺めながら、できたての商品を購入できるというのも魅力のひとつです。

こちらでは、笹だんごをその場でつくって味わえる体験もできます。お土産の購入と合わせて、ぜひ旅程に加えてみてはいかがでしょうか。
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【 新潟のお土産2 】
かわいい新潟を詰め込んだカラフルな琥珀糖
〈百花園 本店〉

古町エリアに本店を構える、明治15年創業の和菓子店〈百花園 本店〉。歴史ある老舗ながらも、常に新しいことに挑戦していて、百花園ならではのユニークな和菓子を多数展開しています。
8つの新潟名物がモチーフとなった〈にいがた琥珀〉は、萬代橋や枝豆、雪、佐渡などをカラフルな砂糖菓子にして小さな箱に詰め合わせた一品。箱を開いた瞬間に「かわいい!」と歓声があがる、お土産にぴったりな和菓子です。

ほかにも、琥珀糖にチョコレートを合わせた〈WACOLATE(和コレート)〉など、ここにしかない商品がそろっているので、つい目移りしてしまいそう。古町エリアを訪れたなら、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。
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【 新潟のお土産3 】
上杉謙信にちなんだ上越が誇る銘菓
〈かなざわ総本舗 稲田本店〉

地元の戦国武将、上杉謙信公の逸話にちなんだ和菓子が豊富にそろう老舗〈かなざわ総本舗〉。謙信公の戦場での故事にちなんだ銘菓〈出陣餅〉が名物です。
契約農家から仕入れた妙高産のもち米〈こがねもち〉を使用しており、ヨモギの入ったやわらかな餅に、たっぷりのきなこと黒糖蜜をまとわせて口に運べば、幸せな気分になれること間違いなし。噛むたびにふわりと広がるヨモギの風味にも癒やされますよ。

店内には喫茶も併設されており、高級小豆を使ったおしるこを味わうこともできます。旅の疲れをホッと癒やしてくれそうです。
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【 新潟のお土産4 】
コーヒーがふわりと香る和洋折衷のふわもち大福
〈万平菓子舗〉

名物の〈ティラミス大福〉で知られる創業120余年の老舗。斬新なアイデアから生まれたティラミス大福は、ふんわり&もちもちとしたほろ苦いコーヒー風味の大福の中に、コクのあるティラミスクリームがたっぷり入った一品。
そのままはもちろん、冷凍してから半解凍で食べるのもおすすめです。甘酸っぱさが心地良い〈苺ティラミス大福〉も併せて味わってみてくださいね。

ティラミス大福はオンラインでお取り寄せができるほか、店頭での地方発送にも対応(どちらも冷凍状態で発送)しているので、贈り物にもぜひ。
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【 新潟のお土産5 】
江戸時代から続く伝統の味で長岡を代表する銘菓に
〈御菓子司 紅屋重正 表町本店〉

文化2(1805)年創業、新潟県内屈指の老舗〈紅屋重正〉。江戸時代の伝統製法を守り続ける酒元まんじゅう〈大手饅頭〉がこちらの看板商品です。
新潟県産のもち米〈こがねもち〉と長岡の銘酒〈吉乃川〉の酒麹を使っていて、もっちりとした食感と上品な味わいが魅力。ふっくらと蒸し上げた大手饅頭をできたてで味わってみてください。

ほか、箱に付いている紐を引くことで蒸気が上がり、5分ほどで蒸したての大手饅頭を楽しめるパッケージ〈蒸したて大手饅頭〉(4個入り1274円)も。ギフトにぴったりな一品です。
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