新潟のつかいかた

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自然を食して・感じて、
心をリセットする胎内高原旅 | Page 2 Posted | 2018/09/14

自然を感じる〜山歩きや天体観測でデジタルデトックス〜

奥胎内ヒュッテに宿泊、大自然の中で朝食を

奥胎内ヒュッテの外観
大自然の中にひっそりと佇む奥胎内ヒュッテ。

食だけではなく、宿泊する場所も自然の中に身を置いて、とことんパワーチャージしたいところ。

鳥のさえずりと川のせせらぎが聞こえてくる〈奥胎内ヒュッテ〉は、胎内高原よりさらに山奥へ入ったところにある、デジタルデトックスにオススメな場所。

全室テレビなし、携帯電話は圏外、ネットがつながるのはロビーのWi-Fiのみ。大自然の中に身を置いて、自然の奏でる音をお楽しみください。

朝食はベランダで
ベランダで朝日を浴びながら朝食を。

せっかくならベランダで朝食を。眼下にさやさやと流れる川の音と、目がさめるような木々の緑を眺めながらいただく朝食は、格別。

スマホやテレビを見ない、ただ目の前の自然を感じる。日常に追われていた心にゆとりが生まれてくるのを実感できます。

鳥たちの鳴き声に癒されるトレッキング

森の中でトレッキング
奥胎内ヒュッテからトレッキングスタート。

奥胎内ヒュッテ周辺はトレッキングコースがあります。バードウォッチングも兼ね、ホテルの受付で無料レンタルできる双眼鏡を手に、早朝の森林浴へ出かけましょう。

カワセミの仲間であるアカショウビン
カワセミの仲間であるアカショウビン。奥胎内ヒュッテのシンボルマークにも。(写真提供:胎内市)

立派な真紅のくちばしとつぶらな瞳が愛らしい「アカショウビン」は、5月後半から8月中旬くらいにかけて奥胎内に子育てにやってくる渡り鳥。「キョロロロロ……」という鳴き声が聞こえたら双眼鏡を向けてみてください。運が良ければ見ることができるかも。

青い鳥のオオルリ
色鮮やかな鳥たちが生息する。写真はオオルリ。(写真提供:胎内市)

9月以降も見られる鳥は、青い鳥のオオルリ、キツツキの一種・オオアカゲラなどのほかに、イヌワシやトビなど猛禽種など。バードウォッチングのベストシーズンは6月〜8月上旬ですが、秋は静かな森のトレッキングでおだやかな時間を過ごして。

木にもたれかかってひと息
ブナ林でリラックスするアリスさん。

巨大なブナ林の中、落ち葉を踏みしめながら歩いていると、心地よい疲労感が全身を巡ります。時には木陰で休んで、風のささやきや鳥の鳴き声に耳を傾けながら自然のパワーをチャージ。

奥胎内は平地より5度以上涼しいので、長袖のパーカーなど脱ぎ着できる防寒具とトレッキングシューズを持参してください。

ちなみに奥胎内の紅葉の見頃は10月下旬。みずみずしい緑もいいですが、赤く染まった森もまた心を癒してくれそうです。

斉藤アリス

「一番驚いたのは森に入ったとき。道路はじわっと汗をかくぐらい暑かったのに、森の中に入ると肌寒さを感じるほど涼しい。照りつける太陽から鳥や動物たちを守っているんだなぁと、自然の偉大さに感動!」

夜は満天の星空を見上げて

奥胎内の星空
眺めずにはいられない奥胎内の星空。

奥胎内ヒュッテに宿泊するなら、ぜひ見ておきたいのが満天の星空。東京では見ることができないような、細かな星の数々が夜空一面に広がっています。

胎内星まつりの様子
胎内星まつりの様子。市内の飲食店による出店も多いよう。(写真提供:胎内市)

胎内高原は星空がキレイに見えることで有名で、毎年8月下旬には世界最大規模の天体観測イベント〈胎内星まつり〉が開催されるほど。胎内高原の夜空もまた、自然の偉大さを実感できるのです。ぜひ見上げてみてください。

Information

【奥胎内ヒュッテ】

address:新潟県胎内市下荒沢字胎内山1202-49

tel&fax:0254-48-0161

access:中条駅から車で約50分。ロイヤル胎内パークホテルから車で約30分。

このスポットの詳細はこちら

・ ロイヤル胎内パークホテルと奥胎内ヒュッテを結ぶ、無料シャトルバスあり(土日祝日、一部期間)。詳細はこちら

また、奥胎内ヒュッテご宿泊の方は、ロイヤル胎内パークホテルまでの無料送迎とあわせてご利用できます。詳しくはこちら

※奥胎内ヒュッテまでは「デマンドタクシーのれんす号」は利用できません

もっと自然を〜関川村でマクロビオティック&猫ちぐら〜

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