２月１日 からは〈銀座ロフト〉にて開催！

2021年秋に東京都内の４会場で開催された、新潟の逸品が勢揃いするイベント〈LiFE MADE IN NIIGATA〉。

会場には、カトラリーや酒器、日本酒など総勢400点以上の県産品が登場し、「HOME PARTY」「ギフト」「心地いい自分空間」などテーマ設定された会場で、それぞれのライフシーンに合わせた製品が紹介されました。

第２弾は、東京銀座の〈銀座ロフト〉にて、 ２月１日 （水）から「日本酒と酒器」をテーマに開催。特に日本酒初心者の方にこそ見てほしい、約15種類ほどの新潟の清酒が並びます。

東京都内で新潟の手仕事に出合う

秋のイベント会場のひとつでもあった、〈日比谷OKUROJI〉内にある〈NIIGATA1○○（にいがたイチマルマル）〉で、特に人気だった商品についてうかがいました。

新潟セレクトショップ・NIIGATA1○○のメインブランド〈百年物語〉。コンセプトとして「ひとりひとりの価値観や個性に対応し、愛着を込めて使用し、また人に贈れるモノ」を掲げています。今回はそこに「下越」という地域テーマを加えて展示されました。

会期中、特に人気だったのは〈コーヒーカラフェセット〉と〈カフェテリアコーヒードリッパー〉。いずれも燕市のプロダクトです。自宅でコーヒーを楽しむ人が増えたこと、プレゼントにちょうどいい価格帯であること、デザインと機能の両面がすぐれている燕市ブランドの安心感から手に取る人が多かったようです。

さらには、酒器もギフト需要が高かった模様。新潟県のほぼ中央部、日本海側に位置する弥彦村の〈清雅堂〉が制作した、純錫製と銅製のチロリ＆ぐい呑も注目を集めました。

特に〈茜色銅酒器 ー錦ー〉は新潟県内で養殖が盛んな錦鯉を思わせる色使いで、ほかにはないと好評でした。チロリの胴太なフォルムも錦鯉を彷彿とさせますね。青藍色は着色しているのではなく、銅を酸化させ、研磨することででき上がります。清雅堂の独自性と職人技が光る逸品ですね。

酒器を見たらやはりこちらも。酒どころが誇る日本酒たちです。残念ながらイベント期間中は角打ちスペースは営業自粛されていたそうですが、酒器とともにおうちで楽しめるようにと、販売用にさまざまな酒蔵の日本酒が並べられていました。人気の銘柄がずらりとカウンターに並び、なかなか壮観だったそう。

例えばこちらの〈越乃寒梅〉は、新潟の清酒の根強いファンから支持を受けているお酒ですが、近年はフルーティーなものも人気。“新潟の酒は淡麗辛口”というイメージを持たれている方がいたとしたら、飲み口のインパクトや芳醇な味わいに驚かれるかもしれません。

２月１日から始まった銀座ロフトのイベントでも、スパークリング、低アルコール、デザイン性のあるラベル、少量ビン、つまみと日本酒とのペアリングなどが揃い、さまざまな角度での選び方ができそう。どんなお酒と酒器との出合いがあるか楽しみですね。ぜひ、お気に入りの１本を見つけてください。

＊価格はすべて税込です。

credit　text：海老原 悠