がんばった心と体をホッと癒してくれるカフェ

場所は新潟市中央区新和、中央区役所南出張所近く。フランス語で「皿盛りのデザート」を意味するアシェットデセールをコース仕立てで提供するお店です。

席はカウンターのみで、目の前で盛りつけられていく様子を眺めながら、つくりたてのおいしさを味わうことができます。提供は12時～、14時～、16時～、18時～の４部制。当日席が空いていれば入店できますが、インスタグラムまたはウェブサイトから事前に予約をするのが賢明です。

季節感を大切にしながら考案されたデザートの内容は月替わり。選べるデザート２品にドリンクが付く「デセールコースA」（3000円）と、デザート４品にドリンクが付く「デセールコースB」（5000円。前日までの要予約）を提供。ほか、「ハーフパフェコース」（1500円）と「パフェ」（単品2000円）も用意しています。

店内に一歩足を踏み入れると、あたたかな灯と重厚感のあるカウンターがレトロな空間。〈Cafe＆Bar LIBRA〉は、今年でオープンから５年目を迎えるカフェですが、建物の内装は40年以上前からほぼ変わらずに営業しています。

サイフォンも当時のままで、ランチタイムでも一杯ずつ挽きたての豆でコーヒーを提供しています。ここへ来たら外せないデザートはマスカルポーネチーズとホワイトチョコレートを使ったミルキーな味わいの「LIBRAのプリン」。これがまたコーヒーとよく合うのです！

名物の「ローストビーフ丼」もぜひ召し上がれ。低温調理した赤身のランプ肉は、肉の甘みがしっかりと感じられ、食べ応えもあります。醤油ベースのタレは、バターを加えることでコクを出し、まろやかさのある味わいです。

妙高市にある〈酒のカワカミ〉は創業48年の酒屋さん。新潟の地酒がワンカップだけでも100種類以上！　国道沿いにあるお店のレトロな看板が目を引きます。2022年にはカフェスペースが新設されました。

祖父から受け継いで２代目を務める川上裕介さんとお母様をはじめ、ご家族でお店を切り盛り。カウンターや商品を陳列する棚は、古道具を集めるのが趣味だという裕介さんがこれまでコレクションしてきたものを活用。おしゃれな雰囲気が漂います。

カフェスペースでは、お母様が手づくりする揚げパンや日替わりのスイーツを味わうことができます。名物の揚げパンは、「シュガー」、「きなこ」、「ココア」の３種類。近所の子どもたちがおやつに楽しめるようにと100円という手頃な価格で提供しています。カフェだけの利用もOKです。

浅煎りを中心にそれぞれ特徴の異なる８種類のコーヒーを取り扱うカフェ〈bump coffee〉。コーヒーと相性のいい手づくりドーナツも評判です。店名に由来した「たんこぶ」つきのドーナツはふわふわもっちり食感が特徴。

定番の〈シュガー〉、男性に人気の「グレーズ×ベーコン」、チョコ好きにはたまらない「チョコ×チョコ」（各240円～）のほか、月替わりの季節限定フレーバーも登場します。

なかでもおすすめは「グレーズ×ベーコン」（280円）。シュガーグレーズにベーコンとブラックペッパー。ほかにはない甘じょっぱさでリピーターも多い定番フレーバーです。月替わりの季節限定ドーナツを目当てに訪れる人も多いそう。

気になるお店は見つかりましたか？ 個性あふれるカフェは、新潟県内各地にあります。理想の過ごし方やお好きなスイーツに合わせて選んでみてくださいね。きっといろいろな発見や出合いがあるはず。自分だけの特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

＊価格はすべて税込です。