新潟のつかいかた

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1位はコレ!
地域密着通販サイト
「新潟直送計画」の
売れ筋ランキングで
知る新潟の魅力 Posted | 2020/09/25

新潟の魅力は数々ありますが、データに基づく「マストバイ」商品を探るべく、新潟の地域密着型通販サイト「新潟直送計画」の年間ランキングを紹介。さらに、サイトを運営する株式会社クーネルワーク代表取締役の谷 俊介さんに新潟の魅力をうかがいました。

新潟から直送! にこだわる「新潟直送計画」の売れ筋商品は?

新潟直送計画画面キャプチャ
産地からの直送にこだわる「新潟直送計画」。(写真提供:新潟直送計画)

「新潟直送計画」は、東京からの移住者が創業したITベンチャー企業・株式会社クーネルワークが運営する地域密着型の産直ECサイトです。2011年12月に立ち上げ、現在9年目。生産者とのつながりを重視して展開してきたことから、隠れた新潟の名産品も多く揃えています。最新の売れ筋ランキングを総ざらいして、王道の名産品から、意外なあの品までをピックアップ。Iターンのベンチャーだからこそ発見できたであろう、新潟の魅力を教えてもらいました。

年間売れ筋ランキングTOP10は、ローカルグルメが目白押し!

それではさっそく、新潟の“おいしい”がたくさん詰まった「新潟直送計画」の売れ筋ランキングをのぞいてみましょう。まずは、10位から4位までをチェック!

【新潟直送計画 売れ筋ランキングTOP10〜4】
※2019年9月〜2020年8月

第10位:村上名物 塩引き鮭(株式会社 総合食品さいとう)

塩引き鮭
秋鮭を寒風で干して熟成させた〈村上名物 塩引き鮭〉。(写真提供:新潟直送計画)

鮭のまちとして有名な村上市の名産品です。極上の秋鮭に塩をすりこみ、うまさを凝縮。程よいしょっぱさでご飯がすすみます。

第9位:純国産 魚沼手繰りそば(へぎそば)(株式会社 小嶋屋総本店)

へぎそば
ツルツルでコシのあるへぎそば。(写真提供:新潟直送計画)

へぎそばとは、フノリという海藻を使用したそばのこと。〈小嶋屋総本店〉のへぎそば〈純国産 魚沼手繰りそば〉は純国産の原料を使用し、生そばに近い食感が贈答用としても人気を集めています。

第8位:新潟産 黒埼茶豆(小平方地区)(野崎農園)

黒埼茶豆
枝豆の概念が変わる? ブランド枝豆〈黒埼茶豆〉。(写真提供:新潟直送計画)

県民自慢のブランド枝豆〈黒埼茶豆〉が予約注文でランクイン。〈野崎農園〉のある小平方地区は〈黒埼茶豆〉のルーツともされている地域です。香りとコクの深さが段違いで、旬を心待ちにしている人も多いのだとか。

第7位:ヤスダヨーグルト(飲むヨーグルトタイプ)(ヤスダヨーグルト)

ヤスダヨーグルト飲むヨーグルトタイプ
地元ではスーパーなどでも見かける〈ヤスダヨーグルト〉。(写真提供:新潟直送計画)

給食に出るなど、新潟県民にはおなじみの乳製品メーカー〈ヤスダヨーグルト〉。新潟県外の人に向けたお中元やお歳暮にも人気なのだとか。

第6位:流れ梅(株式会社 大阪屋)

流れ梅
新潟県の夏の風物詩〈流れ梅〉。(写真提供:新潟直送計画)

夏限定の〈流れ梅〉はくずきり風のゼリーに梅果汁入りのシロップを加えた和菓子で、さっぱりした味わいです。レビューには「毎年楽しみにしています!」との声も。

第5位:梨(贈答用・家庭用)(土田農園)

新潟産の和梨
豊富に栽培される品種の中には、新潟に由来する品種も。(写真提供:新潟直送計画)

実は梨も新潟の名産品! 品種も豊富に栽培されていて、さまざまな味わいの梨が楽しめるんです。

第4位:元祖 半身唐揚げ(カレー味)(せきとり)

半身揚げ
新潟のソウルフード〈半身揚げ〉。(写真提供:新潟直送計画)

鶏肉の半身を丸ごと揚げてカレー味に味つけした〈半身揚げ〉は、県民のごちそう。名店といわれる店の中から、老舗の〈せきとり〉がランクインしました。

上位3位はいったいどんな商品なのでしょうか? 栄えある1位は、新潟県民の“王道”なのだとか!?

第3位:サーモン塩辛(株式会社 三幸)

サーモン塩辛
SNS投稿で拡散し、「食べたい!」とのコメントが続出した〈サーモン塩辛〉。(写真提供:新潟直送計画)

第3位は、テレビ放映やSNS投稿の反響で人気を集めた〈サーモン塩辛〉。サーモンのハラスを新潟県産米使用の塩麴をブレンドした調味料に漬けて熟成し、いくらを混ぜ込んだご飯のおともです。ご飯のおかわりも進み、あっという間にひと瓶を食べきってしまいますよ。

第2位:ル レクチエ(土田農園)

ル レクチエ
とろけるような果肉が特徴の〈ル レクチエ〉(写真提供:新潟直送計画)

第2位は、栽培が難しい幻の西洋なし〈ル レクチエ〉。10月中旬から数量限定で予約が開始され、年にこの時期だけ食べられる新潟の名産品です。緻密な果肉でとろけるような舌触りが特徴で、一度食べたらやみつきになります。

第1位:布乃利小嶋屋そば(へぎそば)(小嶋屋総本店)

〈小嶋屋総本店〉のへぎそば
トップ10に2回も登場! (写真提供:新潟直送計画)

第1位に輝いたのは、8位にもランクインしていた〈小嶋屋総本店〉のへぎそばです。〈布乃利小嶋屋そば〉は昭和40年代に二代目が考案した商品で、自家製粉したそば粉を使用。8位にもランクインした〈純国産 魚沼手繰りそば〉に比べてお手頃で、日常使いしやすくおうちに常備するリピーターも多いのだとか。

「新潟直送計画」の谷代表によると、「へぎそばは不動の人気で年中売れる」とのことで、第1位は王道の名産品という結果になりました。

10位以内に入ったのは、新潟県内では昔から愛されるメジャーな商品がほとんど。気になる名産品はあったでしょうか? 次は、新潟ツウも知らない新しい新潟土産を見つけるべく、11位〜20位までも深掘りしてみましょう。

コーヒーに焼豚? 知られざる名産もランクインするTOP11〜20

新潟の知られざる名産4品
左上から時計回りに〈雪室珈琲〉、阿賀野の〈豚ばらつるし焼豚〉、〈みかづきのイタリアン〉、〈笹団子〉。(写真提供:新潟直送計画)

11位から20位までを一気にチェック。名産品として有名なお米のコシヒカリや笹団子に加えて、コーヒーや焼豚などのあまり耳にしない商品もあります。いったいどんなものなのでしょうか?

【新潟直送計画 売れ筋ランキングTOP11〜20】
※2019年9月〜2020年8月

11位 ぽっぽ焼き(蒸気パン)(こまち屋)
12位 魚沼産コシヒカリ(特産魚沼)
13位 豚ばらつるし焼豚(株式会社 佐藤食肉)
14位 雪室珈琲 詰め合わせ(鈴木コーヒー)
15位 新潟産新之助(特別栽培米)(ファーム小栗山)
16位 笹だんご詰め合わせ(田中屋本店)
17位 村上名産 塩引き鮭(小針水産)
18位 新潟産 枝豆・茶豆(はちしろ枝豆農園)
19位 みかづきのイタリアン(冷凍)(みかづき)
20位 久比岐もち詰め合わせセット(こがねもち)(農業法人久比岐の里)

第13位:豚ばらつるし焼豚

豚ばらつるし焼豚
脂身がジュワッととろける〈豚ばらつるし焼豚〉。(写真提供:新潟直送計画)

〈佐藤食肉〉がつくる〈豚ばらつるし焼豚〉は、もともとファンの多い商品でしたが、テレビ放映の影響もあり、人気が急上昇。直火焼きと二段仕込みのたれにこだわり、ジュワッと口に広がる脂の旨味が極上! お肉のプロフェッショナルが生み出した、新しい名産品です。

第14位:雪室珈琲 詰め合わせ

雪室珈琲
〈鈴木コーヒー〉の〈雪室珈琲 詰め合わせ〉はコク深くまろやか。(写真提供:新潟直送計画)

〈鈴木コーヒー〉の〈雪室珈琲 詰め合わせ〉は、雪室貯蔵で低温熟成することでまろやかになったコーヒー豆をミルで挽いた粉タイプ、ドリップタイプ、リキッドタイプ(アイスコーヒー)の3種類で楽しめます。まろやかな味わいと飲みやすさが好評で、これからの新しい新潟土産としても注目を集めています。

新潟の名産品に特化した「新潟直送計画」が生まれたわけ

ランキングを見てもわかるように、「新潟直送計画」は私たちの知らない新潟の魅力を教えてくれます。こうした新潟愛溢れるサービスはどのようにして生まれたのでしょうか? 運営会社である株式会社クーネルワークの代表取締役、谷さんにお話をうかがいました。

谷俊介さん

Profile 谷 俊介さん

「新潟直送計画」運営会社、株式会社クーネルワーク代表取締役。新潟にIターンで移住し、株式会社クーネルワークを設立。その後、通販サイト「新潟直送計画」やローカルメディア「新潟永住計画」を立ち上げる。

新潟の枝豆のおいしさが「新潟直送計画」立ち上げのきっかけに

新潟産の枝豆
新潟の枝豆は香りも味の濃さも段違い。(写真提供:新潟直送計画)

ー 東京からのIターンで起業されたそうですが、なぜ新潟を選ばれたのでしょうか?

谷さん:
どこに住むというこだわりはなく、どこか都心でないローカルな場所を拠点にしたいと考えていて、新潟がたまたま妻や私の祖父の出身地だったんです。移住自体は「新潟のために!」と肩に力の入ったものではなく、新幹線で東京まで2時間と考えると、移動時間としては、例えば八王子に住むのとそんなに変わらない感覚で始めました。

ー 実際に移住してみて、いかがでしたか? 

谷さん:
新潟市は都会ですし大きく変わらない部分もありつつ、海も山もあり、冬のスポーツも楽しめていいところだなという印象でしたね。何より、野菜やフルーツなどのおいしさには驚きました。

ー 一番はじめに感動した食べ物は何でしたか? 

谷さん:
たまたま行った居酒屋で出てきた枝豆です。新潟で居酒屋に行くと、たいてい山盛りの枝豆が出てくるのですが、これがおいしくて。コクがあって香りも良く、自分の知っている冷凍の枝豆とはまったくの別物。あまりのおいしさに「この枝豆を東京にいる両親に送りたい」と思ったほどです。

でも当時は、現地から直送で注文できる仕組みがほとんどなかったんですね。聞くと、新潟出身の方は友人や親族に生産者がいて、そこから送ってもらうのだそうで。「このままの新潟の味を食べてもらいたい」という実体験が、通販サイト「新潟直送計画」立ち上げのきっかけになりました。

そんな経験があったからこそ「新潟直送計画」は直送にこだわっています。今でも会社のメンバーが現地に足を運んで、出品してくれる生産者さんとつながりながら、新潟のいいものを集めています。

生産者へのリスペクトと、生産者からの期待感

ー「新潟直送計画」で生産者とつながって知った新潟の魅力は?

谷さん:
直接関わって感じたのは県民性というか、生産者さんのいいものをつくることへの実直さですね。祖父が新潟出身で東京で職人をしていたのですが、口数が少なく真面目な、新潟県民らしい人でした。生産者さんには、私の祖父と同じように「いいものをつくっていれば、評価してもらえる」という考え方で、ものづくりに真摯に向き合っている方がたくさんいらっしゃいます。

ー なるほど。ものづくりに真摯に向き合う生産者さんに、貴社も真摯に向き合っていると感じます。多くの生産者さんとのつながりを築き上げてきた「新潟直送計画」の今後の展望をお聞かせください。

谷さん:
移住して10年になりますが、まだまだ知らない新潟の魅力に出合います。「新潟直送計画」がメディアに取り上げられる機会も増え、サービスが成長していくなかで、私たちが生産者さんの魅力を伝える責任を強く感じるようになりました。新型コロナウイルスの影響の面でも、生産者さんや購入いただく方から、期待していただいていると感じるので、それに応えられるように尽力していきたいです。

生産者とのつながりが強い「新潟直送計画」でお取り寄せをすれば、生産者の魅力も丸ごと直送で感じ取ることができそうです。まずは、ランキングで気になったものから、お取り寄せしてみてはどうですか?

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取材協力・「新潟直送計画」
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web:新潟直送計画

credit text:福井晶