新潟のつかいかた

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まるで旅行気分!
関西唯一の
新潟県アンテナショップ
〈新潟をこめ〉で見つける、
新潟のおいしいものたち Posted | 2021/02/05

新潟の古民家をイメージした、食の発信基地

新潟をこめの入口
〈新潟をこめ〉があるのは、大阪駅や梅田の各主要駅と直結する地下街〈ホワイティうめだ〉のメイン通り。

多い日には約60万人が往来する大阪・梅田の地下街〈ホワイティうめだ〉。その中でもひときわ賑わうメイン通りに、新潟県アンテナショップ〈新潟をこめ〉はあります。

実はここ、もともとホワイティうめだで営業していた〈じょんのびにいがた〉が、2019年の同地下街リニューアルオープンに合わせ、名称新たに生まれ変わったお店。

リニューアル時にメイン通りの「扇町ゾーン」へ移動し、店舗面積も約2倍に。新たに飲食ができる立ち飲みカウンターも登場し、これまで以上に新潟の魅力を堪能できるようになりました。

新潟の古民家をイメージした店舗は、床に阿賀野市の名産品「安田瓦」を、入り口部分に県産木材を使用するなど、新潟らしさにこだわった造りとなっています。

新潟の名産品やローカルフード
新潟の名産品やローカルフードがぎっしりの店内。銀鼠色の光沢がある床は阿賀野市の名産品「安田瓦」。

店内には、お米や日本酒など新潟の名産品をはじめ、お菓子や珍味、ご当地ローカルフードなど、1100点以上の商品がにぎやかに並びます。

おつまみ特集の陳列
季節商品などを紹介するコーナー。取材時は、冬の家飲みにピッタリのおつまみ特集が展開されていました。

さらに、季節ごとの商品を紹介するコーナーや、旅をするような感覚で地域の名産品を紹介する「旅する新潟」のコーナーも。絶えず商品を入れ替えることで、何度訪れても飽きずに楽しめるように工夫しているのだとか。

「旅する新潟」コーナー
「旅する新潟」コーナーでは、地元でしか出合えない品々を観光情報とともに紹介。
玉兎(たまうさぎ)
「旅する新潟」コーナーで見つけた〈糸屋菓子店〉の〈玉兎(たまうさぎ)〉。弥彦村の伝説から生まれた名産品で、彌彦神社の門前菓子としてお土産にも人気の一品だそう。

季節限定の品も! 圧巻のラインナップのお酒コーナー

圧巻のラインナップのお酒コーナー
お酒コーナーには、250銘柄の日本酒がそろっています。

日本一の酒蔵数を誇る新潟。お酒のコーナーもさすがの品ぞろえです。

ビールコーナー
日本第1号のクラフトビール〈エチゴビール〉のビールも。日本酒〈八海山〉で有名な〈八海醸造〉の生ビールは、立ち飲みカウンターでも味わえます。

しぼりたての新酒やひやおろしなど、季節限定のレアなお酒も随時入荷しているほか、カップ酒やクラフトビール、蔵元がつくったハイボールなど、バリエーション豊富に取りそろえています。

立ち飲みカウンター
立ち飲みカウンターでは、新潟の日本酒やクラフトビールを、おにぎりや名産品のおつまみとともに楽しめます。

店舗奥にある立ち飲みカウンターでは、日本酒やクラフトビール、新潟産のおつまみなどを提供。

なかでも日本酒は常時20銘柄以上のメニューがあり、定番銘柄はもちろん、関西にはなかなか出回らない希少な銘柄や季節の限定品も楽しめます。

また、いろいろな銘柄の日本酒が味わえる〈飲み比べセット〉もあり、1杯から気軽に楽しめるのが魅力です。

〈三作 お猪口〉
ものづくりのまち「燕」の技が生きる〈三作 お猪口〉。熱伝導がマイルドなステンレスは、日本酒とも相性良し。特徴的なフォルムは、日本酒の香りを楽しむのにピッタリです。

1瓶1万円以上するようなプレミアムな日本酒を1杯からいただける〈プレミアム酒〉は、伝統工芸品の酒器で提供。使用する酒器は数種類あり、ランダムに提供されます。

同じお酒でも酒器によって味が変化するので、その違いを感じながら味わう楽しさも。気に入れば店内で購入することもできますよ。

おにぎりコーナー
〈魚沼産コシヒカリ〉100%使用のおにぎり。人気に応えて、店頭にはテイクアウト用の個包装パックも登場。

握りたてが味わえるおにぎりも人気。魚沼産コシヒカリを100%使用し、梅やこんぶの佃煮などの定番に加え、村上市の塩引鮭や、ピリリと辛い新潟の伝統野菜・かぐら南蛮を使用した南蛮味噌など、新潟ならではの具もスタンバイしています。

ほかにも、おにぎり2個と汁物、漬物がついた〈魚沼産コシヒカリおにぎりセット〉や、名物の〈ミニたれかつ丼〉、伝統調味料のかんずりを使用した〈雪のうまみカレー〉など、ランチにピッタリなメニューも。お米はもちろん、魚沼産コシヒカリを100%使用しています。

立ち飲みカウンターは店舗奥にあり、「人目を気にせずゆっくり飲める」とひとり客や女性客にも人気なのだそう。提供されるお酒やおつまみは、すべて店内で購入可能なので、気に入ったらおうちで楽しめるのもうれしいですね。

ユニークなご当地蛇口〈蛇口から日本酒〉

この1月には、オープンイベントに登場しSNSで話題になった〈蛇口から日本酒〉が、期間限定で再登場しました(現在は終了しています)。

今後、2月28日(日)までは大阪なんばスカイオのフードホール〈ITADAKIMASU なんばスカイオ〉に、3月1日(月)からは神戸市内の飲食店に登場予定です。

アマビエの口から日本酒が
蛇口を手で触ることなく日本酒をゲットでき、ボトルごと持ち帰って家で楽しめます。

関西ではあまり扱っていない、新潟県内の6酒造から直送した銘柄を数日ごとに入れ替えて提供。

復刻版としてニューノーマルな形状に進化し、購入したボトルをセットして足下のペダルを踏むと、アマビエの口から日本酒が注がれる仕組みになっています。

〈蛇口から日本酒〉コーナー

銘柄は期間ごとに変わるので、何度訪れても楽しめます。見かけたらぜひ体験してみてくださいね。

ショップイチオシのマストバイ商品5選をご紹介!

ローカルな新潟の雰囲気と魅力が詰まった〈新潟をこめ〉。厳選された約1100点のアイテムから、ぜひゲットしておきたい店長イチオシの商品を5つご紹介します。

ザクザクとした食感がクセになる〈柿の種のオイル漬け〉

柿の種のオイル漬け
定番の〈にんにくラー油〉のほかに〈だし醤油仕立て〉と、辛さがあとを引く〈激辛にんにくラー油〉がラインナップ。

まずは、ご飯のお供にピッタリの〈柿の種のオイル漬け〉。フライドオニオンやごま油の旨みを閉じ込めたラー油に、地元の柿の種メーカー〈阿部幸製菓〉の柿の種を砕いてたっぷり投入したおかずラー油です。

オイルに漬けてもザクザクとした食感を失わない柿の種がクセになるおいしさ。一度食べたらやみつきになる、リピーターも多い人気商品です。新潟のお米とのタッグは最強ですよ。

ご飯にもお酒にも合う発酵食〈サーモン塩辛〉

瓶入りのサーモン塩辛
テレビや雑誌でも紹介され、一時期3か月待ちとなった人気商品。写真の瓶入り(200グラム)のほかに、手軽な袋入り(100グラム)もあります。

〈サーモン塩辛〉は、新潟県産の米を使用した塩糀に、脂ののったアトランティックサーモンのハラスと北海道産塩いくらを混ぜ、低温でじっくりと数日間かけて漬け込んだもの。

ご飯にもお酒のつまみにもピッタリの一品です。こちらは店内の立ち飲みカウンターでも提供しているので、気になったら、ぜひ一度味わってみてくださいね。

新潟土産の定番。笹の香りがたまらない〈笹だんご〉

笹だんご
〈笹だんご〉は、つぶあんとこしあんの2種類。ひとつから買える手軽さも人気の秘密です。

前身の〈じょんのびにいがた〉時代から、不動の一番人気を誇る〈笹だんご〉。あんこの入ったよもぎのお団子を笹で包んだ、老若男女に幅広く愛される新潟の味です。

新潟ではつぶあんがメジャーですが、お店にはつぶあんとこしあんの2種類があり、それぞれにファンがいるのだとか。笹の香りもたまらない、唯一無二の和スイーツです。

新潟っ子の定番! サクサク軽いあられ〈サラダホープ〉

亀田製菓のサラダホープ
一番人気は基本の〈うま塩味〉。

新潟生まれの米菓メーカー〈亀田製菓〉の新潟限定商品が〈サラダホープ〉。もち米を使用した軽い食感のあられは、手がとまらなくなるおいしさです。

基本の〈うま塩味〉をはじめ、〈えだ豆味〉、〈海老しお味〉、〈カレー味〉の4種がラインナップ。どれにしようか迷った場合は、4種の小袋が各2袋ずつ入った〈サラダホープ4種ミックス〉がオススメですよ。

文字通り「酒浸し」にしていただきたい〈鮭の酒びたし〉

鮭の酒びたし
お酒に浸して食べると、柔らかくなった身にほんのりお酒の風味が香って贅沢な味わいに。

〈鮭の酒びたし〉は「鮭のまち」として知られる村上市の気候を生かしてつくられる名産品。新鮮な秋鮭と塩のみを使い、半年ほどかけて熟成した旨みと独特の風味が特徴です。

そのまま食べるのもいいですが、酒をふりかけて、文字通り「酒浸し」にするのがオススメ。淡麗辛口の新潟の酒とも相性抜群です。ショウガを添えてもおいしいとのこと。

店内の立ち飲みカウンターでも提供しているので、ぜひ日本酒とのマリアージュを体験してください。

新潟でしか買えないアイテムで、気軽に旅気分が味わえる

通常は新潟でしか買えないようなマニアックな商品も多く、まるで新潟に遊びに来たような感覚を味わえる〈新潟をこめ〉。

〈バスセンターのカレー〉のレトルト
新潟市万代シティバスセンターの立ち食いコーナーで提供されているご当地B級グルメ〈バスセンターのカレー〉のレトルト商品など、アンテナショップならではのニッチなアイテムも。

〈新潟をこめ〉という名前には、新潟の想い、技、風土、歴史などをこめ(込め)、新潟の魅力をたっぷり伝えるという意味が込められています。

ロゴ
〈新潟をこめ〉のロゴ。「を」の中には、新潟の名産品であるお米の粒が隠れています。

新型コロナウイルス感染症拡大前は、実演販売や観光のイベントも積極的に開催していた同店。今後状況が落ち着けば、新潟の魅力を伝えられるワークショップも企画していきたいとのこと。

新潟の魅力がたっぷりと詰まった〈新潟をこめ〉。お近くにお越しの際は、一度のぞいて見てくださいね。

Information

【新潟県関西情報発信拠点 新潟をこめ】
address:大阪府大阪市北区小松原町梅田地下街4-1号 ホワイティうめだイーストモール扇町内
tel:06-6232-8356
access:
【JR】「大阪駅」 御堂筋出口より徒歩3分
【OsakaMetro】
谷町線「東梅田駅」北東・北西改札口より1番出口方面/直結
御堂筋線 「梅田駅」南改札口より13番出口方面/直結
【阪神】「大阪梅田駅」 東改札口/直結
【阪急】「大阪梅田駅」2階中央改札口、3階改札口より徒歩3分
営業時間:11:00~20:00(通常は10:00〜22:00ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため時間短縮営業中)
定休日:ホワイティうめだの定休日に準ずる(奇数月の第3木曜)

credit text:二木繁美