おかずに引けをとらない、ふっくらおいしい炊きたてごちそうご飯
![旅館の自家菜園で収穫された野菜](https://img.howtoniigata.jp/2018/11/06132258/spot-rice-002-photo8.jpg)
旬の採れたて野菜をたっぷりと味わえるサラダとおひたしに、温かい野菜のスープ。さらに塩分控えめの漬物に、あまりのおいしさに旅館の名物となった豆味噌と山菜味噌。そして食後のデザートとしても楽しめる、地元のヤスダヨーグルトのバナナ添え。もちろん直前精米されたうえ、湧き水でふっくらと炊かれたコシヒカリのご飯が主役です。
![おひつを開けます](https://img.howtoniigata.jp/2018/11/06132300/spot-rice-002-photo9.jpg)
食卓いっぱいに並んだお料理の多さに驚いていると「でもボリュームはそんなにないと思いますよ」と、にっこり笑う安永さん。ちなみにこれらは決して特別な献立ではなく、宿泊したお客さん全員に出される〈角屋旅館〉の標準的な朝食なのです。
![〈角屋旅館〉のツヤツヤとしたご飯](https://img.howtoniigata.jp/2018/11/06132302/spot-rice-002-photo10.jpg)
まずは出汁のきいたお味噌汁をいただき、ご飯をひと口食べると……これまたビックリさせられたのが、口いっぱいに広がる甘み。お米本来のやさしい甘みです。
まるで上質な和三盆のような、口の中に残らない上品な甘みのご飯は、おかずなしでも軽く一膳は食べてしまいそうになるおいしさ。取材時にいただいたのは、9月下旬に収穫された新米だったのですが、新米はそれ自体がごちそうになりうることを実感させられました。
![右は旅館オリジナルの〈山菜味噌〉。左は郷土食の〈豆味噌〉](https://img.howtoniigata.jp/2018/11/06132303/spot-rice-002-photo11.jpg)
そして化学調味料を使わずにつくられたおかずは、それぞれ控えめの味付け。でも素材の風味がしっかりと感じられるおいしさで、ついついご飯が進みます。気がつけば、きれいに完食して「こんなに朝食をしっかりと食べられたのは、初めてかも!」と感動する人も多いそうです。
![普通に炊かれたご飯と、3種類の特別なご飯](https://img.howtoniigata.jp/2018/11/06132237/spot-rice-002-next2.jpg)
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