新潟のつかいかた

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秋深まる新潟の旬を
丸ごと味わえる
〈てのひら新潟定期便〉
を試してみました! | Page 2 Posted | 2021/10/29

初めて調理する新潟食材は発見がいっぱい!

新之助やおけさ柿、卵など新潟食材

さて、調理開始です。普段からよく料理をする野村さん。さすがの手際の良さです。

料理中の野村さんと奈雲さん
奈雲さんもお手伝い。「(野村さんが振る舞う料理を)いつも食べてばかり。初めて一緒に料理します」と緊張の面持ちも、なかなか手際はよさそうですよ!

メニュー名や材料を見るととても手が込んでいるようですが、例えば、パスタは材料をすべて和えるだけだったり、白身魚のグリルも電子レンジで加熱したりなど、工程が少なくて失敗もなさそうです。ただし、メニューによっては手に入りにくい材料もありますので、代替品でカバーするなどお好みで、気軽に。レシピを完璧に再現することを目指すのではなく、新潟県産食材との新たな出合い、巧みなハーブやスパイス使いで知られる渡辺麻紀さんならではの食材と調味料の組み合わせの妙を楽しんでみてはいかがでしょうか。

お米を平たく伸ばして乾かしたガレット
炊きたての〈魚沼コシヒカリ〉をお茶碗によそっていただきます!……ではなく、粉チーズと青のりと混ぜてまな板に乗せ、平たく伸ばして乾かしたガレット。このあと多めの油でこんがり両面焼きます。
「かぐら辛っ子カリカリグリル」
こちらは「かぐら辛っ子カリカリグリル」。パン粉にかぐら辛っ子を混ぜた衣をつくり、白身魚(今回はタラ)の上に乗せてトースターで焼きます。
塩ゆでしたかきのもと
パスタに和えるために、さっと塩ゆでしたかきのもと。「淡い紫が秋っぽいですね」(野村さん)。初めて調理する食材は発見がいっぱい。
おけさ柿に砕いたピスタチオとマカダミアナッツをトッピング
砕いたピスタチオとマカダミアナッツがいいアクセントに。少々の塩気がおけさ柿の甘さを引き立たせます。カルパッチョの要、酢・ハチミツ・オリーブオイルのコンビネーションは応用が効きそうなので覚えておきたいですね。

「キッチンに立っているときは集中しているし、一番テキパキできている気がする」と野村さん。次の工程が頭に入っていて、この食材や調味料の組み合わせはどうだろう? というアイデアが常にあるのか、とても楽しそうに料理をされていました。

料理を味わう奈雲さんと野村さん

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