新潟のつかいかた

いよいよ実食。秋の新潟、お味はいかがですか?

秋深まる新潟の旬を
丸ごと味わえる
〈てのひら新潟定期便〉
を試してみました! | Page 3 Posted | 2021/10/29

和の素材でもエスニック風の不思議!

乾杯するお二人

早速、シードルで乾杯!
「シードルって甘いイメージがあったけど、すっきりしてますね」(野村さん)
「風味に特徴があるけど繊細な料理にも合いそう」(奈雲さん)

細かく弾ける泡に酔いしれつつ、野村さんの手料理に舌鼓を打ちます。

「いくらとディル、半熟卵のおつまみ」

「この半熟卵のおつまみ好きだな。僕、卵大好きなんですよ。この思い出たまごはとても濃厚で、添えてあるいくらにも負けていない」(奈雲さん)
「ほんとだ。この卵と新米で卵かけご飯にしても最高においしいだろうなぁ」(野村さん)
「それはいいね! 主役になる卵だ」(奈雲さん)

料理を味わう奈雲さん

なんと贅沢な卵かけご飯! 次は新米でつくったガレットはいかがでしょう?

「ライスガレット」

「ふっくら炊けた新米をガレットにするなんて、なかなか思いつかない(笑)。でもこれもいいおつまみですね。冷めてもおいしいからつくり置きしておいて『それお先にどうぞ』って感じで、料理している間に食べていてもらえたら」(野村さん)

それはそれは手が止まらなくなりそうですね。白身魚のかぐら辛っ子カリカリグリルは、かぐら辛っ子が意外な働きをしたようです。

白身魚の「かぐら辛っ子カリカリグリル」

「あれっ? これ、エスニックな感じがする」(奈雲さん)
「かぐら辛っ子が発酵調味料だから、同じく発酵させてつくる魚醤の風味と似ているのかも。衣に合わせたしょうがとタマネギ、それからライムもエスニックでよく使う材料だから、たしかにエスニック風に感じますね」(野村さん)

かきのもとのパスタは、塩気もあってしっかり“おつまみ“してる! と好評。

「菊と生ハムのパスタ」

「食用菊ってなかなか手に取る機会がないから、こういう食べ方があるんだって発見でしたね」(野村さん)
「一生懸命、菊をバラした甲斐がありました(笑)」(奈雲さん)

パスタを味わう野村さん

そして、ナッツとおぼろ昆布の組み合わせが絶妙な、おけさ柿のカルパッチョ。

「柿のカルパッチョ」

「柿とナッツ、ホロリとほどけるおぼろ昆布の食感がすごく楽しい!」(奈雲さん)
「北海道で買ったおぼろ昆布がまさかのここで大活躍です(笑)」(野村さん)
「柿と塩気があるものって合うんだね」(奈雲さん)
「そうなんじゃないかなと思ってこんなのもつくってみました」(野村さん)

「おけさ柿と豚肉の春巻き」

なんと野村さんが即席で「おけさ柿と豚肉の春巻き」をつくってくれました。豚肉はブロックをぶつ切りにしてから粘りが出るまで叩いて、拍子切りにしたおけさ柿とディルと一緒に春巻きの皮で包んできつね色になるまで揚げて出来上がり。

「大きな皮で包むとおかずに、小さい皮だとおつまみにピッタリ」と野村さん。

いやはやこの組み合わせは発見です! 熱を通した柿がホワッとやわらかくなって甘みが増し、豚の脂の甘さとよく合うこと! かぐら辛っ子とマヨネーズを混ぜただけの簡単ソースをちょっと乗せると、甘みと酸味と辛さが混ざって旨みの相乗効果が抜群。

「癖はあるけど万能で、味のアクセントにしやすい調味料」と、野村さんは今回一番気に入った食材にかぐら辛っ子を挙げてくれました。

さらにもうひと品。
「思い出たまごとかきのもともまだあったので、和風出汁と合わせてシンプルな茶碗蒸しをつくってみましょう」

「思い出たまごの茶碗蒸し かきのもと餡がけ」

ポイントは、かきのもとを花びらだけ熱々の餡の上に乗せて、予熱で熱を通すこと。プルンとなめらかな舌触りの茶碗蒸しに、ホッとする和出汁の風味。かきのもともアクセントになって滋味深い一品となりました。出汁と合わせても卵の味の濃さをちゃんと感じられるとこちらも好評。見た目にも華やか。おもてなし料理としても完璧ですね。

食べ終わる頃にはすっかりシードルの瓶も空き、大満足の家飲みになりました。

「普段なかなかお目にかかれない食材を試す機会になりました。スーパーなどで今日出合った新潟食材を見かけたら手に取ってみたいと思います」(野村さん)
「新潟の食をレシピ付きでまるごと体験できるセットっていいですよね。生産者さんを集めるだけでもかなり大変なのでは……? 地方創生の一施策としてすごくいいと思いました」(奈雲さん)
「そうそう、私たちも産地やつくり手やシェフ、それに食べる人をつなげるようなことをしていきたいね」(野村さん)

最後は「地方×食」のアイデアブレストになったキッチントラベルのふたり。秋の夜長、まだまだ宴は続きそうです。

Information

【てのひら新潟】
web:てのひら新潟公式サイト

【第3回〈てのひら新潟 定期便〉】
11月下旬から受付開始。うれしいセット内容はこちら!
内容:ル レクチエ、里芋〈帛乙女〉、ワインフルボトル(カーブドッチ:ファンピー)ブナシメジ、車麩、打ち豆
web:てのひら新潟 定期便

【新潟てのひらレストラン】
〈てのひら新潟 定期便〉の食材をはじめとする、新潟のとっておきの食材を使った料理がデリバリーで楽しめる〈新潟てのひらレストラン〉が期間・地域限定でオープンします。料理は、新潟市内にある〈カーブドッチ ワイナリー〉内にある話題のオーベルジュ〈トラヴィーニュ〉の佐藤 龍シェフが考案。「食の新潟」の魅力が詰まった料理を、おうちにいながら楽しむことができる、新感覚のバーチャルレストランサービスです。
販売期間:2021年10月末~11月末予定 ※詳細は、『エル・グルメ デジタル』にて2021年10月29日(金)に公開
配達可能エリア:目黒区・渋谷区・港区・世田谷区・新宿区と、品川区の一部

credit text:海老原 悠 photo:黒川ひろみ