米どころとして全国で知られている新潟。そのなかでも特に有名なのが中越地方の魚沼です。魚沼産コシヒカリは、その品質の高さと確かな味わいから多くの人に愛され、日本人にとって最も馴染みのあるブランドなのではないでしょうか。
中越地方では食用米の生産が多いために、酒造好適米(酒米)の栽培は控えめな時期がありましたが、現在は良質の米が育つ環境と恵まれた水があるからこそ、多くの農家が高品質の酒造好適米を育てています。米と水を厳選して醸した日本酒を世に送り出している日本酒蔵を紹介します。
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【新潟の酒蔵をコンプリート】日本一の酒蔵数89蔵、県内の酒蔵をもれなく紹介!
Index この記事の目次
35の酒蔵が密集する中越地方
中越地方は、新潟県内でも35の日本酒の酒蔵が密集するエリア。県内第2の都市である長岡市は新潟県のほぼ中央に位置し、城下町としての歴史があります。夏に行われる長岡花火大会は全国的にも有名で、毎年多くの観光客が訪れる一大イベント。そんな長岡市には16の酒蔵があり、県内最多の数です。
米どころとして有名な魚沼地域、信濃川の上流域に位置する雪深い十日町市・津南町や、金物のまちとして知られる三条市、日本海の絶景を臨む柏崎市などさまざまな表情を持っているのが中越地方。
2004年の中越地震、2007年の中越沖地震と2度の震災により、酒蔵も大きな被害を受けましたが、それでも現在酒造りを続けているのは酒造りの誇りと情熱があり、新潟の酒を愛するファンが全国にいるから。低温長期発酵や低温貯蔵など豪雪地の気候を生かした技術も受け継がれています。
新潟・中越の酒蔵
中越の酒蔵01:マスカガミ
加茂市は三方を山に囲まれている土地で、まちの中心には加茂川が流れており、マスカガミも川沿いに建っています。創業当時に所轄だった税務署長がおめでたい文字を当てて命名したと言われている〈萬寿鏡〉、遊び心から生まれた〈甕覗(かめのぞき)〉、ちょっと普通じゃない普通酒〈F40〉をはじめとするアルファベットラインなど、ユニークな商品を生み出しています。精米歩合にこだわりを持つ蔵で、〈清酒 萬寿鏡〉は普通酒ではトップクラスの精米歩合60パーセント。低価格で高品質というのは消費者にとってうれしい商品です。
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中越の酒蔵02:朝日酒造
創業当初、久保田屋という屋号で酒造りをしていた長岡市の朝日酒造。1985年にはブランド〈久保田〉を発売し、新潟淡麗辛口ブームの一翼を担いました。その後、〈久保田〉30周年を機に華やかな味わいの〈久保田 純米大吟醸〉を発売し新たな風を吹かせています。
1990年には〈あさひ農研〉を設立。理想とする酒造好適米はどうしたらつくれるのかと研究を重ね、農家と協働し栽培技術を確立しようとしています。こういった努力があるからこそ、昔からのファンに加えて若い人にも受け入れられているのでしょう。
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中越の酒蔵03:青木酒造
魚沼市にある青木酒造の主要銘柄は〈鶴齢〉。江戸後期の越後魚沼の雪国の生活を記した『北越雪譜』の著者である鈴木牧之(ぼくし)の次男が青木酒造に養子へ入り、7代目蔵元となったことを受け、牧之が命名したという由緒ある銘柄です。
同じく『北越雪譜』に登場する毛むくじゃらの異獣をモデルにした銘柄〈雪男〉は、地域貢献のため売り上げの一部が山岳救助隊やウインタースポーツ選手の活動資金として寄付されています。酒造りに関係する言葉で「和醸良酒」がありますが、その言葉のとおりに造り手の和、売り手の和、飲み手の和を大事にしたい、和をもって良い酒を醸し続けていくという志の強い蔵です。
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中越の酒蔵04:高の井酒造
江戸時代後期より山崎家の家業として山崎酒造場が新潟県片貝村(現・小千谷市)の高梨地区で営まれていました。しかし、1937年にこの村で大きな火災があり倒壊。1955年、酒造免許の復活により高の井酒造が創立されました。
高の井酒造の名は、山崎酒造のあった高梨地区と酒造りに必要な井戸に由来して名づけられています。1987年には日本で初めて酒をタンクごと雪に埋める雪中貯蔵に挑戦。雪の中は常に一定の温度に保たれているため、ゆっくりと低温で保存されたお酒は、柔らかくとろみのある味わいに仕上がります。
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中越の酒蔵05:福顔酒造
「飲んだ人が福の顔になる旨い酒を造る」という初代の理念がそのまま社名となった福顔酒造。新潟県下田村(現・三条市)新屋出身の小林家が、五十嵐川の伏流水と下田の良質米を用いて酒造りを始めたのが最初。
屋号「宇寿屋(うすや)」として〈松風〉や〈福顔〉を造っていましたが、〈福顔〉を残し現在に至っています。ウイスキーやバーボンの樽で貯蔵するという挑戦的な商品も。洋酒樽に染み込んだ芳醇でナッティな香りが日本酒と絡み合う味わい深いお酒です。
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中越の酒蔵06:雪椿酒造
全量純米蔵の雪椿酒造。所在する加茂市は新潟県を代表するユキツバキの群生地で、1967年にユキツバキが県の木に指定されたのを機に〈雪椿〉という銘柄が生まれました。
蔵の裏手にある加茂山公園には雪椿が植えられ、毎年真っ赤な花が咲き美しい景観が広がっています。加茂市らしい、社名にふさわしい商品ができないかと着手したのが雪椿酵母の採取でした。雪椿の花から酵母を採取し培養、3年かけてやっと雪椿酵母のお酒〈越乃雪椿 純米吟醸 雪椿酵母仕込〉が完成しました。発酵力が高く個性の強い雪椿酵母により、この地域を代表する一本となるでしょう。
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中越の酒蔵07:長谷川酒造
長岡市の摂田屋地区は醸造のまちとして古くから栄えた場所で、現在も味噌、醤油、日本酒の醸造蔵が並びます。歩いていると醤油や味噌など発酵香が漂ってくるのもこのまちならでは。
長谷川酒造で中心となって働いているのは女性たち。2022年12月に180周年を迎えた蔵を守り抜いています。この180周年を記念して発売された商品は、長野県の酒造好適米〈金紋錦〉を使用し、信濃川の伏流水で醸しています。信州屋という屋号であり、信州の武家が越後に移り住んで開墾したルーツのある長谷川酒造らしい記念酒です。
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中越の酒蔵08:久須美酒造
かつて不世出の名米と謳われながら姿を消した〈亀の尾〉。「亀の尾で造った吟醸酒に勝る酒を見たことがない」と越後杜氏の河合清杜氏から聞き、久須美酒造では幻の米の復活に挑戦することを決意。6代目が1980年に10本の種籾を入手し、そこから3年かけて栽培に成功しました。この〈亀の尾〉で醸した銘柄が純米大吟醸〈亀の翁〉です。
長岡市にある蔵の敷地内の井戸から湧き出るのは、新潟県の名水36選に選出された水。酒蔵の裏手には杉山を保有しており、酒造りに必要な良質の水を代々守り続けています。
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中越の酒蔵09:緑川酒造
1884年に旧小出町(現・魚沼市)で創業した緑川酒造は、1990年により良い水を求めて魚野川沿いに移転し今に至ります。主に使っている酒造好適米は〈北陸12号〉。〈奥羽2号〉と〈万石〉の交配で、かなり初期のもの。一時期栽培が途絶えましたが、緑川酒造が復活させたのです。
この〈北陸12号〉と良質な軟水で醸したお酒が〈緑川〉です。取り扱いは特約店のみのため、〈緑川〉を見かけることは少ないかもしれませんが、全国の特約店が確実にファンへつないでいます。
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中越の酒蔵10:玉川酒造
日本有数の豪雪地・魚沼市にあり、その雪を生かした雪中貯蔵庫を建てた玉川酒造。雪中貯蔵庫は1年中1~2度の温度に保たれ、振動が少ないという最適な貯蔵環境をもっています。ここで瓶貯蔵された吟醸酒はフレッシュさを保ちながら、まろやかな口当たりになります。
2000年に発売された〈越後武士(えちごさむらい)〉はアルコール46度で日本一度数が高い日本酒として知られていました。現在は酒税法によりリキュールに分類されていますが、焼酎より高アルコールで美味しい日本酒というものに挑戦した、チャレンジ精神の高い蔵なのです。
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中越の酒蔵11:八海醸造
南魚沼市の八海醸造は1922年創業の比較的若い蔵でありながら、越後三山のひとつ八海山から名づけられたその名は全国に知れ渡っています。銘柄〈八海山〉だけでなく、2009年から製造販売している〈麹だけでつくったあまさけ〉は、甘酒ブームのきっかけにもなり、優しい麹の甘さが広い世代に愛されています。
八海醸造が運営する〈魚沼の里〉は雪国ならではの雪の貯蔵庫「雪室」や、飲食店などがある複合施設。四季折々の魚沼の景色が見渡せ、魚沼の自然と酒、食、スイーツまで楽しめる空間です。
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中越の酒蔵12:白瀧酒造
白瀧酒造の始まりは、越後と江戸を結ぶ三国街道の要所であった湯沢で、当時主流だった店先で飲むスタイルの「居呑み酒屋」から。湯沢の地で長きにわたり水と米にこだわって酒造りをしています。
1990年に発売された〈上善如水(じょうぜんみずのごとし)〉は、まさに水のようにサラサラと口にできるお酒で、湯沢にスキーに来る若い世代に受け入れられ大ブレイクしました。現在はバリエーションも豊富。キウイフルーツから抽出したオリジナル酵母で醸したスパークリングや白麹を使ったものなど、魅力的な商品を世に送り出しています。
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中越の酒蔵13:松乃井酒造場
雪の多い新潟県のなかでも特に豪雪地として知られる十日町市。「ホンヤラドウ」とよばれる雪の小屋がつくられる鳥追い行事や新婚の婿を雪の中に投げ落とす「婿投げ」など、豪雪ならではの祭りも多くあります。
松乃井酒造場の創業は1894年。江戸中期から酒造りをしていた古澤酒造場に生まれ育った古澤英保さんが、分家して創業したのが始まり。チームワークを非常に大事にし、機械化が進む洗米作業も麴米はすべて手洗いに変えるというこだわり。自社精米ということもあり、すべての作業を蔵人全員で挑んでいる蔵です。
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中越の酒蔵14:苗場酒造
津南町の苗場酒造は、1907年に瀧澤酒造として創業しましたが、2013年に蔵元が変わり現在の名前で再出発しました。2019年に誕生した新しいブランド〈醸す森〉は、〈BAR&HOSTEL 醸す森〉という宿泊施設のオーナーと共同で開発。銘柄名もこの宿から名づけられました。
日本酒は3段仕込みか4段仕込みで原料を分けて投入するのが一般的な造り方ですが、それを一段仕込みという方法で造ったのが〈醸す森〉。低アルコールで甘くフレッシュな仕上がりです。コストがかかり少量しか造れませんが、独特の味わいにファンが増えています。
Information
中越の酒蔵15:阿部酒造
柏崎市で古くから続く酒蔵ですが、廃業寸前だったのを立て直したのが現在の6代目。酒造りの経験がなかったため、東京にある滝野川の醸造試験場で酒造りを学び、蔵に戻って1年。翌年にスタートした新銘柄〈あべ〉、低アルコールのスターシリーズなど、今までとはまったく違うスタイルで酒造りをしています。
若手蔵人たちと手間ひま惜しまず自分たちの造りたいものを造り、「圧倒的にうまい」プロダクトを目指して酒造りをしている蔵。酸と米の旨味を軸にした味わいの〈あべ〉は、発売当初から全国のファンを魅了しています。
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加茂錦酒造株式会社 | |
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創業 | 1893年 |
主要銘柄 | 加茂錦 |
住所 | 新潟県加茂市仲町3-3 |
電話番号 | 0256-52-0035 |
web | 加茂錦酒造株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 加茂錦酒造株式会社 |
柏露酒造株式会社 | |
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創業 | 1751年 |
主要銘柄 | 越乃柏露 |
住所 | 新潟県長岡市十日町字小島1927 |
電話番号 | 0120-130-896 |
web | 柏露酒造株式会社 |
見学 | 通年(土・日曜・祝日・年末年始は休み) |
新潟県酒造組合HP | 柏露酒造株式会社 |
高橋酒造株式会社 | |
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創業 | 1845年 |
主要銘柄 | 長陵 |
住所 | 新潟県長岡市地蔵1-8-2 |
電話番号 | 0258-32-0181 |
web | 高橋酒造株式会社 |
見学 | 通年(土日・祝日休み) |
新潟県酒造組合HP | 高橋酒造株式会社 |
吉乃川株式会社 | |
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創業 | 1548年 |
主要銘柄 | 極上吉乃川 |
住所 | 新潟県長岡市摂田屋4-8-12 |
電話番号 | 0258-35-3000 |
web | 吉乃川株式会社 |
見学 | 通年(火・日曜、年末年始休み) |
新潟県酒造組合HP | 吉乃川株式会社 |
お福酒造株式会社 | |
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創業 | 1898年 |
主要銘柄 | お福正宗 |
住所 | 新潟県長岡市横枕町606 |
電話番号 | 0258-22-0086 |
web | お福酒造株式会社 |
見学 | 通年 |
新潟県酒造組合HP | お福酒造株式会社 |
恩田酒造株式会社 | |
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創業 | 1875年 |
主要銘柄 | 舞鶴 |
住所 | 新潟県長岡市六日市町1330 |
電話番号 | 0258-22-2134 |
web | 恩田酒造株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 恩田酒造株式会社 |
越銘醸株式会社 | |
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創業 | 1845年 |
主要銘柄 | 越の鶴 |
住所 | 新潟県長岡市栃尾大町2-8 |
電話番号 | 0258-52-3667 |
web | 越銘醸株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 越銘醸株式会社 |
諸橋酒造株式会社 | |
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創業 | 1847年 |
主要銘柄 | 越乃景虎 |
住所 | 新潟県長岡市北荷頃408 |
電話番号 | 0258-52-1151 |
web | 諸橋酒造株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 諸橋酒造株式会社 |
住乃井酒造株式会社 | |
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創業 | 1758年 |
主要銘柄 | 住乃井 |
住所 | 新潟県長岡市吉崎581-1 |
電話番号 | 0258-42-2229 |
web | 住乃井酒造株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 住乃井酒造株式会社 |
中川酒造株式会社 | |
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創業 | 1888年 |
主要銘柄 | 越乃白雁 |
住所 | 新潟県長岡市脇野町2011 |
電話番号 | 0258-42-2707 |
web | 中川酒造株式会社 |
見学 | 要問い合わせ |
新潟県酒造組合HP | 中川酒造株式会社 |
河忠酒造株式会社 | |
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創業 | 1765年 |
主要銘柄 | 想天坊 |
住所 | 新潟県長岡市脇野町1677 |
電話番号 | 0258-42-2405 |
web | 河忠酒造株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 河忠酒造株式会社 |
関原酒造株式会社 | |
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創業 | 1716年 |
主要銘柄 | 群亀 |
住所 | 新潟県長岡市関原町1-1029-1 |
電話番号 | 0258-46-2010 |
web | 関原酒造株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 関原酒造株式会社 |
栃倉酒造株式会社 | |
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創業 | 1904年 |
主要銘柄 | 米百俵 |
住所 | 新潟県長岡市大積町1-乙274-3 |
電話番号 | 0258-46-2205 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 栃倉酒造株式会社 |
池浦酒造株式会社 | |
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創業 | 1830年 |
主要銘柄 | 和楽互尊 |
住所 | 新潟県長岡市両高1538 |
電話番号 | 0258-74-3141 |
web | 池浦酒造株式会社 |
見学 | 要問い合わせ |
新潟県酒造組合HP | 池浦酒造株式会社 |
新潟銘醸株式会社 | |
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創業 | 1938年 |
主要銘柄 | 越の寒中梅 |
住所 | 新潟県小千谷市東栄1-8-39 |
電話番号 | 0258-83-2025 |
web | 新潟銘醸株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 新潟銘醸株式会社 |
髙千代酒造株式会社 | |
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創業 | 1868年 |
主要銘柄 | 髙千代 |
住所 | 新潟県南魚沼市長崎328-1 |
電話番号 | 025-782-0507 |
web | 髙千代酒造株式会社 |
見学 | なし |
新潟県酒造組合HP | 髙千代酒造株式会社 |
魚沼酒造株式会社 | |
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創業 | 1873年 |
主要銘柄 | 天神囃子 |
住所 | 新潟県十日町市中条丙1276 |
電話番号 | 025-752-3017 |
web | 魚沼酒造株式会社 |
見学 | 要問い合わせ |
新潟県酒造組合HP | 魚沼酒造株式会社 |
津南醸造株式会社 | |
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創業 | 1996年 |
主要銘柄 | 霧の塔 |
住所 | 新潟県中魚沼郡津南町大字秋成7141 |
電話番号 | 025-765-5252 |
web | 津南醸造株式会社 |
見学 | 通年 |
新潟県酒造組合HP | 津南醸造株式会社 |
原酒造株式会社 | |
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創業 | 1814年 |
主要銘柄 | 越の誉 |
住所 | 新潟県柏崎市新橋5-12 |
電話番号 | 0257-23-6221 |
web | 原酒造株式会社 |
見学 | 通年 |
新潟県酒造組合HP | 原酒造株式会社 |
石塚酒造株式会社 | |
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創業 | 1912年 |
主要銘柄 | 姫の井 |
住所 | 新潟県柏崎市高柳町岡野町1820-2 |
電話番号 | 0257-41-2004 |
web | 石塚酒造株式会社 |
見学 | 要問い合わせ |
新潟県酒造組合HP | 石塚酒造株式会社 |
全国的に知名度の高い長岡や柏崎、山間の豪雪地帯の湯沢など個性的な地域が多い中越地方には35の酒蔵が集まっています。蔵の個性もさまざまで味わいも多種多様。新潟淡麗を突き進む蔵もあれば、まったく違う方向で人気を集める蔵もあります。
共通するのは、新潟県内でも有数の米どころで、良質な水に恵まれているということ。「米どころは、酒どころ」という言葉を体現するような酒蔵が中越地方にはあります。また、豪雪地ならでの酒造りも中越のお酒の特徴ともいえるでしょう。
credit text:山村真由美 監修・協力:新潟県酒造組合
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