新潟のつかいかた

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米どころ新潟県で味わう新米!
絶品ご飯が食べられる9店を
地元情報誌『Komachi』が紹介 Posted | 2019/09/27

言わずと知れた新潟県の特産品のひとつがお米。作付け面積、生産量、産出額ともに全国トップクラス(農林水産省統計部「平成29年生産農業所得統計」調べ)と言われ、いまでは海外でも高い評価を得ています。代表格の〈コシヒカリ〉をはじめ、コシヒカリの遺伝子を受け継いだ〈こしいぶき〉、そして2017年に一般販売されたばかりの新品種〈新之助〉など、どれもおいしいお米ばかり。

そんな新潟米は、9月末頃から県内の飲食店で新米の取り扱いがスタートします。今回は、新米の季節だからこそ行ってほしいお店をエリア別にピックアップ。土鍋炊き、かま炊き、おにぎり……など、絶品ご飯をお届けします。

岩船産、特別栽培、新之助! バリエ豊富な下越エリア3選

【 Kome 1 】

土鍋で炊いた岩船産コシヒカリ×村上の鮭〈千年鮭 井筒屋〉

鮭料理七品
「鮭料理七品」2106円。塩引き鮭は卓上の七輪でセルフで炙るスタイルです。

鮭の加工販売の老舗〈千年鮭 きっかわ〉のさまざまな鮭料理を堪能できるお店。こちらで楽しめるお米は魚沼に並ぶ産地として有名な岩船産コシヒカリ。関川村の米づくり名人・奥山政行さんが真心込めてつくっています。

こちらで新米をとことん堪能したいなら、「鮭料理七品」がおすすめ。土鍋でふっくらと炊きあげたご飯に、鮭料理が7品セットになっているので、いろいろな料理をご飯にのせて楽しめます。まずは何ものせずに白米のおいしさを感じてみて。シメはお茶漬けがおすすめです。

炊きたての土鍋ごはん
土鍋は伊賀焼で、ご飯をおいしく炊けるように研究されたもの。

ご紹介した「鮭料理七品」以外にも、十品、十三品、十八品、二十一品も用意されています。ほか、宝石のように輝くはらこをたっぷりのせた「極上はらこ丼」もぜひ味わってほしい一品。土鍋炊きご飯と鮭料理で新潟らしさを体感してください。

〈千年鮭 井筒屋〉の座敷
築130年超の由緒ある宿の跡で鮭料理専門店として営業しています。

Information

【千年鮭 井筒屋】

address:新潟県村上市小町1-12

tel:0254-53-7700

access:JR村上駅から車で約5分

営業時間:11:00~16:00L.O.(見学は9:30~16:00)

定休日:年末年始

駐車場台数:4台 席数:36席

【 Kome 2 】

かまど炊きご飯でお米の旨みを実感!
〈竃 kamado〉

「秋刀魚の塩焼き御膳」
「秋刀魚の塩焼き御膳」1296円(ご飯、みそ汁、漬物、小鉢付き)。

店名の通り、かまど炊きのコシヒカリが主役。そのお米を味わうためのおかずは、自家製のみそ漬けやこうじ漬け、有機栽培の野菜や旬魚で、どれもご飯と相性抜群です。ご飯は、温泉地としても知られる岩室地区の農家が減農薬栽培で育てた特別栽培コシヒカリ特A。炊きあがりの時間を目指して訪れる常連客もいるほど、おいしさは折り紙つきです。

新米の時季なら、同じく旬を迎えた「秋刀魚の塩焼き御膳」をチョイスして。ほか、「キングサーモン味噌漬け焼き御膳」も人気です。

湯気に包まれたかまど
ご飯は毎日かまどに薪をくべ、ご主人自ら汲んでくる五泉市の名水で炊きあげます。

かまど炊きのご飯はふっくらつややかで、かむほどに旨みがあふれ出します。しかも、ご飯はおかわりOK! 肩肘張らないカジュアルな雰囲気のなか、昔ながらの手間と時間をかけた料理をじっくり味わってみてはいかが。

木が生かされたカウンター席
古民家風の店内は落ち着いた雰囲気。カウンターの奥にはかまどがあります。

Information

【炭火・かまど料理 竃 kamado】

address:新潟県新潟市中央区出来島2-7-18

tel:025-278-3777

access:北陸道新潟西ICより車で約10分

営業時間:11:00~14:00(13:30L.O.)、17:00~22:00(21:00L.O.)

定休日:月曜、第3日曜

駐車場台数:9台 席数:38席

【 Kome 3 】

ブランド米とこだわりの具材のハーモニー〈おむすび屋 舞〉

パッケージに入ったおむすび
とにかく種類が豊富! 秋にはマツタケや、希少な「肴豆(さかなまめ)」も登場するとか。

コシヒカリに並ぶ新潟県のブランド米として注目を集めている新之助。粒の大きさやしっかりとしたコクと甘みが特徴で、さらに冷めてもおいしく、おにぎりにぴったりの品種です。

そんな新之助を使ったおにぎりを提供するのがこちらの〈おむすび屋 舞〉。塩を控えめにして米の甘みを引き出したおにぎりは、定番の「めんたいこ」(180円)や「こんぶ」(150円)のほか、しその実やパクチーを合わせた「アンチョビシリーズ」(各種180円)といった一風変わった具まで、幅広いバリーション。これらの具はすべて、新潟市内の隠れ家的日本料理店〈山いち〉が手がける本格派。

鮭おにぎりを2つに割る
一番人気の「鮭」(190円)。新之助の甘みと鮭の塩気のコンビネーションはまさに王道!

新米を使ったおにぎりが登場するのは10月頃から。さらに、店舗では釜飯の提供を始めるなど、新しい試みもスタートするそう。お米のおいしいこれからの季節にぜひ立ち寄ってみては。

〈おむすび屋 舞〉の外観と看板
お店は農家直営。無農薬の新鮮な野菜の販売も行っています。

Information

【おむすび屋 舞】

address:新潟県新潟市西区小新西2-11-14

tel:080-9194-2458

access:JR小針駅から車で約10分

営業時間:11:30~14:00

定休日:土・日曜、祝日

駐車場台数:3台 席数:1席

※掲載価格は特に表記がない限り2019年9月現在の税込み価格です。

越後お発ち飯

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中越の極上ご飯!


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