海のまちならではの海鮮も! 個性が光る上越ご飯
【 Kome 7 】
こだわりの「ぬか釜ご飯」と肉汁あふれる牛ロースのハーモニー〈ごっつお屋とくっと 大潟店〉
旬の素材を使った和食から創作料理まで、多彩なメニューがウリの〈ごっつお屋とくっと〉のオススメは「牛ロースステーキ重」。甘辛ダレがかかったジューシーな牛ロースに、揚げネギをたっぷりとトッピングした一品で、ご飯とお肉という黄金コンビを楽しめます。途中でワサビを付ければ、ますます白米がすすむ大人の味わいに。
清浄な雪解け水に育まれたこの地区のコシヒカリのおいしさを、極限まで引き出したい。そんな思いから、雪深い山間の集落・安塚地区を故郷にもつ赤田オーナーが目をつけたのが「ぬか釜」です。
「ぬか」とは籾殻(もみがら)のこと。籾殻を燃料にしてお米を炊くと、火加減の調節をすることなく30分ほどで驚くほどふっくらと炊きあがるといいます。新米は例年10月末頃に登場。趣ある店内で、極上の時間を過ごしましょう。
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【 Kome 8 】
一食ずつ丁寧に炊き上げる種類豊富な名物釜飯〈千成〉
おいしい釜飯を食べるならココ! と地元で有名なこちら。注文を受けてから炊き込むため、提供までは30~40分ほどかかりますが、「待ってでも食べたい」と地元客をはじめ、県内外からも足しげく通うファンが多いお店です。
釜飯は、定番だけでも10種類以上。楽しみにしている人が多い秋限定のマツタケの釜飯は、吟味した県内産の米を塩とだし、ほんのり香りがつく程度の薄口しょうゆで味つけしています。マツタケの風味がしっかり染み込んだご飯は、おこげもまた味わい深いもの。
マツタケとほぼ同時に登場する栗の釜飯も季節の味として好評。ほか、新米ご飯とよく合う一品料理にも定評があります。釜飯の炊きあがりを待つひとときにオーダーしてみてください。
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【 Kome 9 】
能生産紅ズワイガニと自家栽培米を石焼きで〈軍ちゃん 直江津店〉
能生(のう)漁港直送の地魚、自家栽培のコシヒカリ、野菜など、素材にとことんこだわる〈軍ちゃん〉。こちらは素材の持ち味を生かした料理を得意とし、地元で絶大な支持を得ている和食店です。
そんなこわだり食材の中でも鮮魚を堪能したいなら「ずわい石焼飯」が正解。能生漁港直送の紅ズワイガニと新米を石焼きでこんがりと焼くことで、カニの香りと味が深まり、一度食べたら忘れられない味に。おこげもしっかり楽しめます。刻みタマネギ入りのオリジナル和風タレをかけて召し上がれ。
「ずわい石焼き飯」以外にも、新鮮な地魚の刺し身や焼き物、煮物、天ぷら、具材たっぷりのちらし寿司など、品数豊富でボリューム満点のメニューがいっぱい! 魚好きの人にはたまらないラインアップです。
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米どころ新潟自慢の一杯をご賞味あれ
行きたいお店は見つかりましたか? どのお店にも新米と一緒に食べたくなるような、魅力的なメニューがたくさん用意されています。今回ご紹介した以外にも、新潟県にはご飯自慢のお店があふれています。ふっくらツヤツヤのご飯を求めて、新米巡りをしてみてはいかがでしょう。
※掲載価格は特に表記がない限り2019年9月現在の税込み価格です。
credit edit:Komachi編集部