オリジナリティーが光るレトロメニューも・上越エリア

手間を惜しまない、こだわりの深い料理を提供するこちら。訪れた際に、必ず味わいたいのが、自家製デミグラスソースをベースにした「ビーフストロガノフ」。創業当時から変わらぬ製法で約２週間かけて仕込むソースは、素材の旨みが溶け込んだ奥行きのある濃厚な味わい。上質な牛肉をふんだんに使ったソースと、風味豊かなバターライスのハーモニーが幸せなひとときを提供してくれます。

ほかにも、「卵とチーズのラザニア」（バゲット付き、1595円・税込）や「焼きトマトのラザニア」（バゲット付き、1595円・税込）などで、自慢の自家製デミグラスソースを堪能できます。

源泉かけ流しの天然温泉を備える〈ホテル無門〉内にあるレストラン。数あるメニューの中でも注目なのが、「一度食べたら何度でも食べたくなる」と評判の「ビーフシチュー」です。牛肉や鶏ガラ、香味野菜の味わいが調和したコク深いデミグラスソースが味の決め手で、驚くほどやわらかい牛肉がほろほろとほぐれ、口いっぱいに上品な旨みが広がります。

香り高い赤ワインに一昼夜漬け込んだ牛タンでつくる「タンシチュー」（1870円・税込）も絶品。ひと口ずつゆっくりと味わいたいメニューがそろいます。

シンプルながら家庭では味わえない洋食が多彩にそろう〈Buono〉。店名を冠した「ブォーノ風ポークカツ」は、香ばしい衣がたまらないジューシーなカツに、マスカルポーネチーズと特製デミグラスソースをたっぷりとかけた一品。チーズとソースのまろやかなコクが一体となり、カツのおいしさを引き立てます。

ランチタイムはサラダ、スープ、プチヨーグルト付き。ボリュームも大満足です。

食後には「ケーキセット」（550円・税込）がおすすめ。ここでしか味わえない料理はもちろん、ゆっくりできる居心地の良さも地元客を惹きつける理由です。

心がほっとするような、新潟洋食を味わって

食べてみたいひと皿はありましたか？　今回ご紹介したお店以外にも、どこか懐かしさを感じるレトロ洋食は、まだまだたくさんあります。口に入れた瞬間に心がほっとするような味わいを、ぜひ楽しんでみてください。

credit　edit：Komachi編集部