地元の農産物や加工品を販売する〈そら野マルシェ〉、新潟県産コシヒカリを使ったおにぎりやソフトクリームを味わえる〈そら野デリカ〉、イチゴ狩りなどの収穫体験ができる〈そら野ファーム〉、そしてカフェレストラン〈TONERIKO〉の４施設からなる〈そら野テラス〉。新潟市中心部から車で１時間ほどの西蒲区に位置し、休日のおでかけ先として人気のスポットです。そんな、そら野テラスの一角にあるのが、野菜ソムリエ監修の食事を楽しめるカフェレストランTONERIKO。

定番の「トネリコランチ」は、メインを肉か魚から選べる定食スタイル。和え物やピクルスといった野菜が主役の小鉢もつき、自家栽培米を使った炊きたてご飯はおかわり自由です。

食後は地元農家のお母さんたちがつくるお総菜をお土産に選んだり、そら野デリカでソフトクリームを食べたりしながらのんびりとした時間を過ごせます。車で７分ほどの場所には、県内最大級の砂丘湖・佐潟が。遊歩道を散歩しながら、自然の風景に癒やされてみてはいかがでしょうか。

エメラルドグリーンのお湯が「美肌の湯」として知られる月岡温泉街からほど近い高台にある、地産地消と食育をテーマにした複合施設〈月岡わくわくファーム〉。その一角にあるレストラン〈ぶどう畑〉では、新発田市近郊の契約農家から届く野菜や果物を使った料理をビュッフェ形式で楽しめます。

地元のお母さんたちのアイデアが詰まったおばんざい、サラダやスープ、漬け物、天ぷら……新潟の豊かな四季を映した料理がずらり。どれもやさしい味つけで、ついついおかわりをしてしまいます。

料理に使われている野菜やみそなどの加工品は、併設の直売所〈豊栄わくわくファーム〉で購入できるのも人気の理由。おなかいっぱいになったら、月岡温泉の日帰り湯めぐりで心もすっきりほぐしてみては。

お米だけじゃない！　新潟の豊かな恵みを召し上がれ

おいしい水と肥沃な大地が出会うことで育まれた、新潟のおいしい野菜たち。そんな野菜のおいしさを存分に味わえる農家レストランは、生産者を直接応援することができるうえ、失われつつある郷土料理や伝統野菜の存続を支えるという意味でも「おいしい」以上の価値に出会える場所です。新鮮な朝採り野菜は、それだけでごちそう。都会ではなかなか体験できない贅沢をしに、足を運んでみませんか？

credit　edit：Komachi編集部