米どころ新潟を訪れたら、やっぱり飲みたくなるのが日本酒。県内には、北から南まで89もの酒蔵が存在し、個性豊かな地酒づくりに励んでいます。

冬の寒さが厳しい新潟では、しんしんと降り積もった雪が春に雪解け水となって米を育て、酒づくりに欠かせないおいしい水が生まれます。長期低温発酵に適した気候も相まって、ゆっくりと酒の発酵が進んでいくため、淡麗辛口といわれるキリッとした飲み口の地酒が生まれます。

今回は、そんな新潟が誇る地酒とおいしい料理に出会える居酒屋６軒をご紹介。なかでも、日本酒と相性のいい魚料理が評判のお店を集めました。

実は居酒屋のレベルが全国的にも高いといわれる新潟。約1600店舗の中から日本一を決める「居酒屋甲子園」の全国大会優勝店舗をはじめ、料理、サービス、空間ともに満足度が高く、個性豊かなお店が揃っています。

日本酒と魚料理で新潟の夜をおいしく楽しむ、とっておきの一軒を見つけてみてはいかがでしょうか。

地元・岩船港から直送される、鮮度抜群の魚と村上の食材を使った和食を気軽に味わえる割烹。海と山に囲まれた自然豊かな村上ならではの食材が満載の御膳や居酒屋メニューが豊富に揃います。昼時には海鮮丼や刺し身つきランチなど、リーズナブルでボリュームのある料理が登場するのも魅力です。

宴会コースは３名から利用できるので、少人数でしっかり料理とお酒を楽しみたい人にもぴったり。別棟に100名以上収容できる大座敷もあり、地元では大宴会の会場として定番のお店でもあります。

〈一心〉がある村上駅周辺は、風情ある雰囲気の城下町。町屋づくりの商店や民家が建ち並ぶ通りをのんびり歩いて巡るのも楽しいですよ。

城下町の風情が残る新発田で、JR新発田駅からほど近くにある居酒屋。熟練の板前たちがつくる、鮮魚自慢のさまざまなメニューを提供しています。居酒屋でありながら、職人による本格的な寿司をカウンターで味わえるのも特徴。もちろん地酒が豊富に揃い、ボトルキープも可能。

個室中心の店内には最大40名収容の宴会場もあり、大人数での利用にも対応してくれます。

初めて訪れるなら、職人が目の前で握った寿司を味わえるカウンター席がおすすめです。華麗な技とともに、地元ならではのトークも弾むはず。近くには新発田出身の挿絵画家・蕗谷虹児（ふきやこうじ）の作品を所蔵する〈蕗谷虹児記念館〉もあるので、食事の前に立ち寄ってみるのもいいですね。

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