特大餃子から本格四川料理まで!
中越エリアの名店
【 Machi-chuka 5 】
味も大きさも異なる二枚看板をご堪能あれ!〈中国料理 味楽〉
「越後の小京都」ともいわれる加茂市。726年(神亀3年)に創設されたという古社「青海神社」があり、ここに京都の賀茂神社の分霊がまつられたことから、このあたりが「加茂」と呼ばれるようになったといいます。そんな加茂市の中心を流れる加茂川沿いにあるのが、昔ながらの趣を感じさせる〈中国料理 味楽〉です。
創業以来50年以上、地域に根づき愛され続けているお店。創業当時は中華に限らない食堂として出発しましたが、現在は中華に専念しているのだとか。
看板メニューは焼き餃子。食べやすい一般的なサイズと15センチを超える特大サイズがありますが、サイズだけでなく味も変えています。普通の餃子は、創業当時の味を受け継いだあんを、先代譲りの自家製モチモチ生地で包み、カリカリに焼き上げるバランスが絶妙な一品。
一方、特大サイズのあんは2代目のオリジナル。脂が多めの豚肉たっぷりで食べ応えがありながら、ショウガを効かせているため意外とさっぱりいただけます。
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【 Machi-chuka 6 】
本格的な四川料理が自慢の老舗〈喜京屋〉
JR長岡駅からほど近い商店街にある〈中国四川料理 喜京屋〉。今年で創業124年という老舗中の老舗で、長岡の中華料理の定番です。厨房で腕を振るう5代目は、中華料理の鉄人・陳建一氏のもとで修業を積み、2018年の中国料理世界大会で金賞を受賞した腕前を持つ実力派。
100品以上の豊富なメニューとリーズナブルな価格帯が人気の秘密ですが、名物はなんといっても「陳麻婆豆腐」。本場中国産の多彩な香辛料が織り成す辛さと風味はヤミツキになること間違いなし!
その麻婆豆腐と人気を二分するのが「エビラーメン」。エビ、キクラゲ、ブロッコリーとゴロゴロ入った具材が大満足の食べ応えです。濃厚な旨みの白湯(パイタン)スープがからみ、一度食べたら忘れられない極上の味わいを生み出しています。
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【 Machi-chuka 7 】
毎日でも食べたい名物「辛しそば」
〈龍圓 新保店〉
本格的な中華のコース料理から、おトクなランチセットまでそろう豊富なメニューが評判の〈龍圓 新保店〉。店内は気軽に入れる雰囲気で、お昼時は幅広い年齢層の人たちでにぎわっています。角煮そばやエビチリ炒飯など、横浜中華街で修業を積んだご主人によるさまざまな絶品メニューのなかでも、特に人気なのは「四川風辛しそば」。
味のポイントは、練りゴマが入ったやさしい風味のまろやかなスープと、アクセントをそえるラー油の辛みのハーモニー。その独特の味わいは「毎日でも食べたくなる魔性の味」との声も聞かれるほど。食べている途中で酢を加えるアレンジもオススメで、さらに奥行きを増した味と香りを楽しめますよ。
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絶品エビ料理まで! 柏崎~上越エリア 】