おうち時間が増えている昨今、新潟の名産品を自宅でアレンジして「おうち居酒屋」を楽しみませんか? お豆腐を使った和え衣で野菜などを和える「白和え」を、今回は「栃尾の油揚げ」のみを使ってつくります。
【「栃尾の油揚げ」について詳しくはこちら】
食べ応え抜群! ジャンボサイズの「栃尾の油揚げ」
【 Recipe:「栃尾の白和え」 】
ジャンボサイズの「栃尾の油揚げ」を皮と中身の部分に分けてそれぞれ調理し、「白和え」にします。一般的な白和えはお豆腐を使ってつくるため、水切りが必要ですが、油揚げは水分が少ないので水切り作業が不要です。和え衣にする油揚げの中身の部分は、なめらかにしたほうがよくなじみます。
油揚げの皮のサクサクした食感と、和え衣のなめらかな口当たりのコントラストがいい「栃尾の白和え」。くるみの香ばしい風味もお楽しみください。
【所要時間】 10分
【材料】 2人分
・栃尾の油揚げ …… 1/2枚
・山くるみ …… 10グラム
*白味噌 …… 小さじ2
*薄口醤油 …… 小さじ1
*砂糖 …… 小さじ1
【作り方】
1 油揚げは横半分にスライスし、皮部分と中身を切り分ける。
2 外側はトースターで2〜3分焼き、細めの短冊切りにする。
3 油揚げの中身を*の材料と一緒にブレンダーなどでなめらかにする。
4 くるみ、2、3を和える。
白和えのなめらかな食感とよく合う、〈越乃景虎 名水仕込 特別純米酒〉
このレシピにぴったりなのが、地元のお米と、聖なる神の森として伝えられ「名水百選」にも選ばれた「杜々の森(とどのもり)」の湧水で仕込んだ特別純米酒。
超軟水を仕込み水に醸した〈越乃景虎 名水仕込 特別純米酒〉は、やさしくなめらかな口当たりで、米の旨みがあり、程よい酸できれいに後味がキレます。蔵のコンセプトである“料理になじむ酒”をまさに体現した味わいです。
「栃尾の白和え」との組み合わせはというと、白和えのなめらかな食感とお酒のやわらかい口当たりがよく合い、お米のふくよかな香りが油揚げの香ばしさを包み込みます。
〈越乃景虎 名水仕込 特別純米酒〉のさわやかな後味が、前菜としての「栃尾の白和え」とよく合うので、ぜひお試しください。
購入可能なお店
「栃尾の油揚げ」と〈越乃景虎 名水仕込 特別純米酒〉は表参道駅・徒歩1分のアンテナショップ〈ネスパス〉で購入できます。
web:表参道・新潟館ネスパス
※新型コロナウイルスの影響により営業日・営業時間を変更しておりますので、詳細はHPにてご確認ください。
お取り寄せ
お店によって素材や製法が異なり、味わいにも違いがある「栃尾の油揚げ」。複数社の取り扱いがあるこちらのサイトで取り寄せて、食べ比べてみるのもおもしろいかもしれません。
お取り寄せ:栃尾の油揚げの通販|新潟直送計画
諸橋酒造の詳細
web:諸橋酒造
Profile 山村真由美(やまむら・まゆみ)
酒匠、料理研究家。酒好きが高じて日本酒ライターに。1日も欠かすことなく酒を呑み続ける驚胃の持ち主。郷土料理を大事にし、素材を生かした料理、お酒に合うおつまみが得意。著書に、『うち飲みレシピ』『スバラ式弁当』がある。飲み屋巡りブログ「スバラ式生活」を更新中。
credit recipe:山村真由美 text:長谷川梨紗(くらしさ) photo:長谷川浩史(くらしさ)