新潟のつかいかた

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ピリ辛ダレで
異国情緒ただよう
「よだれえご」 Posted | 2020/09/18

おうち時間が増えている昨今、新潟の名産品を自宅でアレンジして「おうち居酒屋」を楽しみませんか? 佐渡島の郷土の味、巻いごねりに辛いタレでアクセントを加えます。

いごねり

【「いごねり」について詳しくはこちら】
島からの贈り物。さっぱりヘルシーな「いごねり」

【 Recipe:「よだれえご」 】

出来上がったよだれえご

茹でた鶏肉に花椒やラー油の入ったピリ辛いタレをかけて食べる「よだれ鶏」という四川料理がありますが、そのタレを細く切った巻いごねり(えごねり)にかけて楽しむ「よだれえご」。シンプルな味わいのいごねりに、ピリ辛いタレでアクセントが加わり、お酒の肴にぴったりなひと皿に。

巻いごねりは細く切ることで、麺のような感覚でスルスルといただけます。花椒は少しつぶすと香りがよく出ます。

【所要時間】 10分
【材料】 2人分

・巻いごねり …… 4本
・サラダセロリ …… 適量
*花椒 …… 5粒
*おろし生姜 …… 1/4かけ分
*おろしにんにく …… 1/4かけ分
*醤油 …… 小さじ2
*米酢 …… 小さじ2
*砂糖 …… 小さじ1/2
*ラー油 …… 少々
【作り方】
1 巻いごねりは巻いたまま細く切る。

巻いごねりを細切りに

2 の材料を混ぜ合わせる。
3 をかけ、セロリの葉をのせる。

国内でも有数の超辛口、〈真野鶴 辛口純米酒〉と合わせて楽しんで

「真野鶴 辛口純米酒」の一升瓶
(写真提供:尾畑酒造)

「よだれえご」には、日本酒度+15以上という、国内でも有数の超辛口な一本を合わせてみてはいかがでしょうか。
爽やかな香りと軽快な味わいで、後味はドライですっきりとキレる〈真野鶴 辛口純米酒〉は、ぬる燗にすると中盤のふくよかさが出てくるのでおすすめです。

味わいが繊細な白身魚のお刺身やイカの塩辛などとの相性がよいというこちらのお酒は、いごねりとの相性も抜群。お酒のさわやかさが、いごねりの海藻っぽさとなじんでクセを和らげ食べやすくしてくれます。また、辛みのあるタレとお酒の軽快さがよく合います。

ピリ辛なひと皿と超辛口なお酒の組み合わせをぜひお楽しみください。

購入可能なお店

「いごねり」と〈真野鶴 辛口純米酒〉は表参道駅・徒歩1分のアンテナショップ〈ネスパス〉で購入できます。
web:表参道・新潟館ネスパス
※新型コロナウイルスの影響により営業日・営業時間を変更しておりますので、詳細はHPにてご確認ください。

お取り寄せ

「巻いごねり」と「角いごねり」のセットなど、いごねり専門メーカーならではの品揃えからお選びいただけます。
お取り寄せ:佐渡 早助屋 いごねり直送便

尾畑酒造の詳細

web:尾畑酒造

山村真由美さん

Profile 山村真由美(やまむら・まゆみ)
酒匠、料理研究家。酒好きが高じて日本酒ライターに。1日も欠かすことなく酒を呑み続ける驚胃の持ち主。郷土料理を大事にし、素材を生かした料理、お酒に合うおつまみが得意。著書に、『うち飲みレシピ』『スバラ式弁当』がある。飲み屋巡りブログ「スバラ式生活」を更新中。

credit recipe:山村真由美 text:長谷川梨紗(くらしさ) photo:長谷川浩史(くらしさ)

いごねりの梅カツ

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