新潟のつかいかた

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歴史も文化も都会的魅力も
ぜんぶ自転車で巡れちゃう!
「にいがた2km」らくらく旅 Posted | 2022/12/15

新潟駅から始まり、万代、古町をつなぐ新潟市の都心軸周辺エリア「にいがた2km(二キロ)」。

徒歩だと約30分、自転車だと約10分で移動できるちょうどいいこの距離に、歴史や文化、暮らしなど新潟市の魅力がぎゅっと詰まっています。

賑やかで都会的な新潟駅周辺から、日本海と信濃川に囲まれた「新潟島」をつなぐ「萬代橋(ばんだいばし)」を渡って、モデルの斉藤アリスさんが「にいがた2km」を巡りました。

シェアサイクルで「にいがた2km」を巡ろう!

「にいがた2kmシェアサイクル」に乗る斉藤アリスさん
新潟駅万代口広場前にある「NIIGATA」のオブジェで記念写真。

この「にいがた2km」圏内には、電動アシスト付き自転車「にいがた2kmシェアサイクル」をレンタルできるポートが29か所点在しており、移動も楽ちん。ドコモのシェアサイクルと同じアプリを登録したら30分で165円、1日上限額2200円で利用できます。

Information

【にいがた2kmシェアサイクル】
アプリダウンロード:ドコモ・バイクシェア
web:公式サイト

ポート一覧

新潟駅万代広場周辺には3か所ポートがあり、アリスさんは駅前の「新潟駅万代広場BRT乗り場前」でさっそくレンタル。まずは信濃川沿いにある整備された堤防「やすらぎ堤」を目指します。

信濃川のほとりを電動自転車で走る

多少の坂道も電動自転車なのでなんのその。新潟駅から約5分で「やすらぎ堤」に到着しました。

日本一の大河である信濃川を吹き抜ける風を感じながら、のんびりサイクリングすると、日頃の疲れが吹き飛びます。

「やすらぎ堤」の芝生の上で休憩中
写真奥の橋は、石造りの六連アーチが美しい新潟市のシンボル「萬代橋(ばんだいばし)」。この橋が新潟島の入口になっています。

市民の憩いの場である「やすらぎ堤」には、緩やかな傾斜の芝生が広がり、パンとコーヒーでピクニックをしている人もちらほら。小休憩にもってこいの場所です。

信濃川や対岸のまち並み、信濃川に架かる国指定重要文化財の橋「萬代橋」を眺めながら、のどかな時間を過ごせます。

〈信濃川ウォーターシャトル〉で気軽に快適な船旅を楽しもう

水上バス〈信濃川ウォーターシャトル〉

「やすらぎ堤」からの眺望もいいですが、水上バスの〈信濃川ウォーターシャトル〉でキラキラ光る水面とまち並みを眺めるのもおすすめ。近くのポートに一旦自転車を返却して乗車しました。
ちなみに、水上バスに自転車を載せて乗ることも可能(積載料100円)なので、シェアサイクルと一緒に移動することもできます。

信濃川を走る〈信濃川ウォーターシャトル〉
デッキに出ることも可能。風を切って進んでいく感覚が、気分爽快!

乗船料金は大人500円から(※3月最終土曜〜11月最終日曜の期間の料金です)。「萬代橋西詰」乗り場から萬代橋をくぐり、新潟市歴史博物館〈みなとぴあ〉を目指します。

※平日は原則予約便のみの運航ですが、臨時便を運航する場合もあります。また、冬季期間は気象状況により運航を中止する場合もあります。事前に運航ダイヤをご確認ください。

船内のソファ席に座る斉藤アリスさん
船内はシックで上品な空間。

深みのあるターコイズブルーのゆったりしたソファに座って信濃川を眺めると、岸から見た時とはまた違った見え方が。

どこか異国情緒溢れる船内から石造りの萬代橋を見ると、ヨーロッパのような雰囲気さえ漂ってきます。

「シェアサイクリングで巡ったり、水上バスを利用したり、さまざまな手段で『にいがた2km』の移動を楽しめるのでいいですね。特に水上バスは川の水面に近い目線で景色を眺めるのが新鮮」とアリスさんも優雅な水の旅を楽しんでいるようでした。

Information

【信濃川ウォーターシャトル】
乗り場:みなとぴあ、朱鷺メッセ、萬代橋西詰、万代シテイ、県庁前、ふるさと村
tel:025-227-5200
シャトル便乗船料金:大人500円〜1200円、子ども250円〜600円
朱鷺メッセ発着周遊便料金:アフタヌーンクルーズ 大人1300円、子ども650円/サンセットクルーズ 大人1800円、子ども900円
備考:運航ダイヤは時期によって変動します。必ずホームページでご確認ください。
web:信濃川ウォーターシャトル

海外を思わせるレトロな〈みなとぴあ〉を散策

博物館本館の前にカメラを持って立つアリスさん
アリスさんの後ろに映るのは博物館本館。

5分ほどして新潟市歴史博物館〈みなとぴあ〉に到着。

こちらもまたエキゾチックなムードが漂う外観が印象的。博物館本館は1911年建築の2代目新潟市庁舎のデザインを取り入れているといいます。

柳が並ぶ橋の上に立つアリスさん
奥に映る「なまこ壁」の建物は旧新潟税関庁舎。

みなとぴあエリアには博物館のほか、〈旧新潟税関庁舎〉や〈旧第四銀行住吉町支店〉など、明治・大正時代の建築が並んでいるのでシャッタースポットが目白押し。

また、エリア内を縫うように流れる堀沿いには、新潟市の木である柳が並んでおり、洋風のレトロな建築と柳の和テイストのコントラストで不思議な雰囲気を醸し出しています。

対岸にそびえ立つ〈朱鷺メッセ〉
みなとぴあから信濃川の対岸にある〈朱鷺メッセ〉を発見。

信濃川をはじめ、海や潟、かつては縦横に張り巡らされていた堀など、新潟は“水の都”と呼ばれ、江戸時代より日本海側随一の港町として栄えた歴史を持ちます。

みなとぴあは、そんな新潟の歴史に触れられる場所。

水の都・新潟の魅力をたっぷり堪能したら、対岸にそびえ立つビル〈朱鷺メッセ〉からまち全体を眺めてみましょう。

「Befco(ベフコ) ばかうけ展望室」からの眺め

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水の都を実感!


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