新潟の“おいしい”が集まる市場〈ピアBandai〉でお腹を満たそう
「にいがた2km」旅2日目は、海鮮からスイーツまで新潟の旬やトレンドがなんでも揃う市場〈ピアBandai〉からスタート。
大人気の〈佐渡廻転寿司 弁慶〉など各飲食店がコンテナの中にあったり、新潟港沿いにカフェがあったりと、一風変わった市場です。
小腹が空いてきたアリスさん。
飲食スペースがあるウッドデッキ〈ピーカンテラス〉で買ったものを食べることにしました。
まずは新潟市で最大級の鮮魚専門店〈万代島鮮魚センター〉で海の幸を探すことに。
地魚はもちろん、新潟の鮮魚をまんべんなく食べられる特製生パック寿司も人気。その他にも、子持ち鮎の甘露煮、のどぐろの南蛮漬けといった珍しい海産惣菜まで、目移りしてしまうほどの品揃えです。
今日は佐渡からとれたてのカニがたくさん入荷したようですが、アリスさんが選んだのは……
のどぐろの浜焼き!
「脂も乗っていてジューシーだし、身が柔らかくてホクホク。炭火の香ばしさも感じます。焼きたてだからこその醍醐味ですね」とおいしそうに頬張るアリスさん。
土日祝日限定で、のどぐろをはじめ、赤魚やサバ、サンマ、ホタテ、牡蠣など〈万代島鮮魚センター〉で購入した魚介を浜焼きにしてもらうことが可能です。
まだまだ食べ足りないアリスさんは、追加でパック寿司をセレクト。
ひとつひとつのネタが大きく食べ応え十分。10貫中、中トロが2貫、イクラが1貫入って1200円とリーズナブルなのもうれしいポイントです。
腹ごしらえが済んだので、デザートを探しに市場へ舞い戻ります。
旬の採れたて野菜や果物を180以上の契約農家から仕入れている〈ピカリ産直市場 お冨さん〉で、今日のおやつを購入するアリスさん。新潟県の栽培農家ベジ・アビオが手がけた濃縮フルーツトマト〈とマとマとマと〉をセレクト。
「トマトが大好きなんです。これはとても濃い色味をしていますね。新潟の藻塩をかけて帰りの新幹線の中で食べようと思います」
さらに変わったネーミングのイチジクを発見!
その名も〈天使の元カレ〉(1個280円・税別)!
通常のイチジクより色味が濃くて小ぶりな黒イチジクで、皮が薄く柔らかいため、そのまま食べられます。アリスさんも「イチジク特有の青臭さが一切なく、とっても甘くておいしい」と大絶賛。
〈ピカリ産直市場 お冨さん〉を出ると、何やら行列を発見。
行列の正体は大人気ドーナツ店〈FOFO donut OWL the Bakery〉でした。
市民に愛されているベーカリーショップが手がけており、開店時から常に列を成すほどの人気ぶり。もちろんこちらも食後のデザートにいただきます。
アリスさんがセレクトしたのは「フランボワーズピスタチオ」と「レモン&クリームチーズ」。どちらも写真映えする色鮮やかなクオリティです。
「特に印象的だった」とアリスさんが絶賛したのは「レモン&クリームチーズ」。クリームチーズのやわらかな酸味と、酸っぱさが際立つレモングレーズに、ほろ苦いレモンピールのトッピングが、口の中でさわやかなハーモニーを奏でます。
「こんなにしっかりとレモンの酸味を感じられるドーナツは初めて。生地もふかふかで歯切れも良く、とってもおいしいです」と大満足のアリスさん。こちらもおやつ用に追加で3個購入するほどお気に召したようです。
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〈上古町の百年長屋 SAN〉 】