新潟のつかいかた

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お酒で新潟を旅しよう!
おすすめの新潟酒めぐり Posted | 2021/02/02

新潟の日本酒の知られざる知識や楽しみ方を、新潟清酒ガイドブック『THE NIIGATA SAKE BOOK』から、ご紹介します。

約90もの酒蔵が点在する新潟では、酒蔵はもちろん、酒どころならではのお店やイベントなど、日本酒を主役にしてまちをめぐる旅も楽しいもの。そんな“酒ツーリズム”にぴったりのスポットとイベントをご紹介します。

新潟の日本酒を知る “酒ツーリズム”のススメ

酒蔵での日本酒の試飲

新潟の日本酒をメインに据えた“酒ツーリズム”へ出かけるなら、まずは酒蔵を訪ねましょう。歴史ある酒蔵は建物のみならず、何百年もの伝統をそこここから感じることができます。最近は、蔵人とともに酒米の田植えや稲刈り、酒の仕込みを体験できる酒蔵も増えてきました。ウェブサイトやSNSで発信している蔵もあるのでチェックしてみるのもおすすめです。

新潟の日本酒を肌で体感しよう

新潟には酒蔵以外にも、日本酒が体感できるイベントやスポットが盛りだくさん。日本酒好きにはたまらないスポットばかりです。

越後湯沢駅のぽんしゅ館

地酒をたらふく飲み比べられる〈ぽんしゅ館〉

JR新潟駅、長岡駅、越後湯沢駅構内にあり、県内すべての酒蔵の地酒がコインで楽しめる酒好きのためのスポットです。多彩な地酒とともに味わいたい新潟ならではの食品なども豊富にそろい、定期的に蔵人による試飲会も開催しています。

越乃Shu*Kura

車窓を眺めながらお酒が飲める〈越乃Shu*Kura〉

“酒”をコンセプトにした列車で、車内で蔵人による試飲会を開催するなど、日本海、田園、里山、名峰などの新潟らしい自然風景を眺めながら新潟清酒が楽しめます。

古町での酒巡り

古町でぶらり酒巡り

京都の祇園、東京の新橋と並ぶ花街の伝統をもつ新潟市の古町。いまでも港町の風情が残り、割烹文化が息づいているこの地では、年に2回、まちめぐりイベントを開催しています。日本酒と自慢の料理が味わえる店をはしご。古町花街の魅力を体感できます。

日本酒のオクトーバーフェストへようこそ!
「新潟淡麗 にいがた酒の陣」

「新潟淡麗 にいがた酒の陣」
過去に行われた「新潟淡麗 にいがた酒の陣」の様子

毎年3月に行われる、日本最大級の日本酒イベント「新潟淡麗 にいがた酒の陣」は、日本酒好きでなくとも、一度は体感してほしい熱狂的な祭典です。2018年には、2日間で約14万人が集まり、約90の新潟の酒蔵が参加。当日ふるまわれる新潟清酒の数はなんと約500種類にものぼります。試飲チケットを購入すれば、すべてをテイスティングできるため、新潟の銘柄を体験するには絶好のチャンスです。

杜氏やつくり手も参加しており、お気に入りの酒蔵と直接話ができたり、県内の有名飲食店も参加しているので、新潟の多彩な料理を楽しめるなど、まさに新潟を味わい尽くせるイベントなのです。

2021年3月の開催は中止が決定していますが、今後の状況についてはウェブサイト「酒の国にいがた」をご確認下さい。

新潟をめぐって、日本酒が生まれた歴史や風土を肌で感じれば、味わいにとどまらない奥深い魅力を知ることができます。楽しい思い出も相まって、新潟の日本酒が一層好きになるはずですよ。

この記事は、新潟清酒ガイドブック『THE NIIGATA SAKE BOOK』の一部を転載し再編集したものです。紹介されている情報は2018年3月31日時点のものです。