【 Restaurant 2 】
南魚沼の美味を古民家で堪能!〈欅苑〉
茅葺き屋根の古民家を活用した、1986年開業の郷土料理店です。敷地内には樹齢1500年のケヤキやサクラがあり、日本の原風景ともいえる景色が広がります。料理は目の前の畑から収穫された野菜や、周囲の山々の恵みを使った旬を堪能する和会席。
山菜の天ぷらや和え物、自然薯ののり巻き、自家製ごま豆腐など、食材の旨みを大切にした料理が味わえます。なるべく新鮮なものを楽しんでもらいたいと、前日までに予約が必要です。
すぐ近くには清酒〈八海山〉をつくる〈八海醸造〉が手がける、そば処やお土産処が揃う一大観光スポット〈魚沼の里〉が。南魚沼を満喫するにはぴったりで、エリア内には宿泊施設もあります。
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【 Restaurant 3 】
朝採り野菜が主役の自然派ビュッフェ〈もみの樹〉
中越エリアの朝採り野菜が並ぶ直売所と芝生が広がる防災公園を擁する道の駅〈パティオにいがた〉内に〈もみの樹〉はあります。和食を中心にした50種ほどの料理から自由に選べるビュッフェレストランで、食材は隣の直売所から仕入れるものがほとんど。収穫から間もない、本当に新鮮な野菜を楽しめます。
料理長は「肉や魚は野菜をおいしくするための脇役」と言い切るほどで、デザートも野菜を使ったものを揃える徹底ぶり。直売所では、全国的に話題になったご当地スイーツ「ミルクヨーカン」も購入できます。
また防災公園ではBBQ用品のレンタルができ、直売所の新鮮な肉と野菜を使った即席BBQもおすすめです。
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【 Restaurant 4 】
心に染みる田舎のお母ちゃんのごちそう〈多菜田〉
「2004年に起きた中越大震災の支援の恩返しとして、山古志が元気な姿を見せたい」という思いから、長岡市山古志地区の“お母ちゃん”たちが始めた食堂〈多菜田〉。味の染みた煮物や季節の天ぷらなど、田舎らしい素朴なごちそうに出会えます。
お米は山古志の棚田で、野菜はもちろんお母ちゃんたちの畑でとれたもの。どれも旨みが強く、味が濃いと評判です。特にご飯はおかわりする人も多いそう。独特の辛みと香りが特徴の山古志特産「かぐら南蛮」を使ったジェラートは、デザートにどうぞ。
土・日・祝日限定で、隣接の直売所がオープンします。山菜やキノコなど、季節ごとのお土産にも注目です。また、お店へ向かう道中に広がる棚田や棚池は新潟を代表する絶景のひとつです。
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