まだまだ厳しい寒さが続く季節。冷えた体を温めてくれるものといえば温泉ですよね。全国でもトップクラスの温泉数を誇る新潟県には、有名な温泉地から山奥の秘湯まで、泉質とロケーション自慢の温泉がたくさんあります。今回は、そんな新潟の温泉地を訪れたら食べてほしい名物グルメをお届け。

「美人の湯」として知名度が高い「月岡温泉」、日本三大薬湯のひとつ「松之山温泉」、開湯200年の歴史を持つ「赤倉温泉」の三大温泉地から厳選してご紹介します。

ラーメンからスイーツまで！　美人の湯で名高い「月岡温泉」の推しグルメ

月岡温泉街にあり、温泉客はもちろん、地元ファンからも高い支持を得る人気店。こちらの名物は、丼を囲むように盛りつけられたチャーシューに目を奪われる「肉ラーメン」。精肉店出身のご主人がつくるチャーシューは上質な豚肩ロースを使用し、見ただけでやわらかさがわかるほど、しなやか。

チャーシューのおいしさもさることながら、ご主人が全国各地を食べ歩いて完成させたというとんこつスープも秀逸。濃厚ながらもすっきりとした味わいで、一度食べたら二度三度と食べたくなりますよ。

月岡温泉街で60年の歴史を持つ老舗〈結城堂菓子舗〉が手がける串だんご専門店。団子は魚沼産の一級コシヒカリを地元の名水「本田の湧き水」で炊き上げ、ツヤツヤの炊きたてご飯を丹念にこねて滑らかに仕上げています。そこに地元の食材を使ったバラエティー豊かなあんをトッピング。小さめサイズなので、何個でも食べられそう。

団子はオーダーを受けてから一本一本丁寧に味つけをして提供。「醤油」は焼きたてを味わえます。多い日には１日1000本も売れるという、温泉街の名物団子を味わってみては。

月岡温泉からちょっと足を延ばしたところにあるこちらのお店は、有名ホテルで料理長を務めた経験を持つシェフが営む老舗洋食店。

こちらの「チーズ焼きハンバーグ」は、県内外のさまざまなメディアで取り上げられるほど話題のメニュー。350グラムのハンバーグは、テーブルに運ばれてきた瞬間に歓声があがるほどのビッグサイズ。フライパンで焼き目をつけたあと、オーブンで焼くことで肉汁を逃がさずジューシーに仕上げています。

ハンバーグを彩るのは、ホテル仕込みのデミグラスソースとチーズ。肉の旨み、ソースのコク、チーズの風味が三位一体となり、まさに絶品。シェフ渾身のひと皿を心ゆくまで堪能してください。

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