酒、米と並ぶ新潟県の魅力といえば、四季折々で楽しめるさまざまな鮮魚。南北に長く、上・中・下越すべてのエリアで日本海に面している市町村があることから、各エリアに豊かな漁場が点在しています。

そんな新鮮な魚介類を新潟が誇るお米とともにいただくなら、やっぱりお寿司ですよね。今回は日本海の幸を匠の技で握る県内の寿司店を８店ピックアップ。気軽に入れる地元密着型のお店から、今年オープンしたばかりの高級店、地魚がウリのお店……etc. 一貫食べた瞬間に「うまいっ！」と思わずうなる、絶品寿司の世界へご案内します。

予約必須の人気店から隠れた名店まで！
下越＆佐渡エリアの推し寿司３選

日本海に面した村上市・瀬波温泉エリアにある〈寿し銭〉では、地元の岩船港や寝屋港で仕入れた常時20種類以上の旬のネタを味わえます。こだわりのシャリは、農家から直接仕入れた特別栽培のコシヒカリを使用。笹川流れの天然塩を利かせた塩味がさらに食欲をそそります。

また、寿司や海鮮ちらしなどを手頃に楽しめるランチメニューも魅力。鮭の食文化が伝わる“鮭のまち”村上市ならではの新鮮なイクラと鮭を贅沢に味わえる「鮭親子丼」（1600円）もおすすめですよ。

地元の魚介を使った自慢の寿司に加えて、ノドグロの一夜干しといった一品料理も豊富なので、お酒と一緒に楽しんでみてください。

JR新潟駅に直結する寿司店〈鮨㐂やまだ藤七〉は今年オープンしたばかりの注目店。利便性の高いエリアにありながらも隠れ家的な趣があります。米酢と赤酢を使った２種類のシャリを使い分け、地元新潟を中心とした旬の魚や、最高級のマグロなど全国から厳選したネタに適宜な仕事を施して握る寿司は、ひと口食べたら忘れられない味わいです。

県内の蔵元などこだわりの日本酒がそろうほか、寿司との相性の良いワインも豊富なので、好みのお酒とともに至福のひとときを過ごしてください。

「大人の隠れ家」をコンセプトにした空間で、旬の魚と食材をお酒とともに楽しみながら、上質な時間を過ごすのもおすすめです。

佐渡の両津港ターミナルのすぐそばにある〈魚秀〉は、観光客はもちろん地元にもファンが多いお店。毎朝、ご主人自らが両津市場で競り落とした、新鮮で上質なネタがそろいます。

看板メニューは、「佐渡の地魚にぎりセット」（2000円）。その日仕入れたネタから厳選して握った７貫を味わえます。なかでも名物の「イカのワタ入り」は、ワサビの代わりにイカのハラワタを使った絶妙な味が魅力です。

一年中多彩な魚介がとれる佐渡では、ネタで季節を感じるのも楽しみのひとつ。佐渡を訪れたら、水揚げされたばかりの地魚で握る寿司を味わいに、ぜひ足を運んでみてください。

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押さえておきたい名店 】

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