年間約300軒の取材活動を行う『新潟Komachi』編集部。今年も県内のさまざまなジャンルの飲食店へおうかがいし、たくさんの発見と感動に出合うことができました。「Withコロナ」という新しいフェーズへ移行した2022年。新潟のグルメシーンも活気を取り戻し、たくさんの飲食店が続々とオープンしています。
今回は、今年編集部が取材にお邪魔した店舗の中から、部員の心に刺さった9つのグルメをご紹介。ラーメン王国新潟が誇る絶品ラーメンから、ハイセンスなデザートまで。編集部激推しのベストグルメをお届けします。
地産地消にとことんこだわる! 絶品ラーメン3選
【 ラーメン1 】
食材から丼まで新潟産! 新潟愛全開な一杯
〈麺屋粋翔 古町別邸〉
新潟市秋葉区にある人気ラーメン店〈AKIHA 麺屋 粋翔〉が、新潟市の古町エリアを活性化させたい、という思いでプロデュースする2号店。
おすすめは、新潟5大ラーメンの要素をアレンジした「新潟醤油拉麺」で、“新潟あっさり醤油”をベースに、地元産のしょうゆダレを使ったスープに国産豚の背脂を浮かべてコクを出し“燕系背脂”をイメージ。爽やかな風味と彩りを添える紫タマネギと芽ネギも食感のアクセントになっています。
阿賀野市で地域ブランドの認定を受けた伝統瓦「安田瓦」の特注丼を使用し、グラスも新潟市内にあるガラス工房〈秋葉硝子〉の特注品。食材から食器までこだわって進化を続ける、新潟愛全開な唯一無二の味わいです。
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【 ラーメン2 】
シンプルがゆえに奥が深い洗練された味わい
〈らーめん 鈴と凜〉
有名グルメガイドで高評価を得た新潟市西蒲区の〈割烹 渡辺〉が営む〈鈴と凜〉。ラーメンは2種類で、だしは鶏と煮干しからとったもの一本、タレがしょうゆか塩かという潔さです。しょうゆベースの「黒凜」は、村上市にある〈野澤食品〉の熟成しょうゆでつくったタレが決め手の一杯で、香りや旨みが際立っていますよ。
「繊細で奥深い」という言葉がぴったりハマる一杯で、オープン以来、ラーメンフリークの心をガッチリキャッチ。名だたる料理人を満足させる味をぜひどうぞ。
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【 ラーメン3 】
メギスの煮干しを使った糸魚川ならではの味〈月徳飯店〉
地元食材を使った本格的な中華料理が魅力の、糸魚川市にある〈月徳飯店〉。名物のメギスラーメンは、ご主人自ら煮干しにしたメギスをだしに使うなど、こだわりが詰まったメニュー。とんこつや鶏ガラといった動物系に、糸魚川近海でとれるメギスの煮干しを加えた濃厚なスープが特徴です。もちもち食感の自家製麺がスープにしっかり絡みます。
新潟を代表するご当地グルメ「糸魚川ブラック焼きそば」を考案したお店でもある月徳飯店。こちらも、ぜひ味わってみてくださいね。
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肉好きをうならせる肉自慢のお店 】