ノスタルジックなムードで。歴史を感じる古民家カフェ
【 Cafe 4 】
ふたつの蔵が融合した
タイムスリップ空間〈蔵cafe 沙羅〉
趣のある雰囲気はそのままに、古民家をリノベーションしてつくられたカフェは新潟にも数多くあります。そのうちのひとつがこちらの〈蔵cafe 沙羅〉。こちらは明治時代に建てられたふたつの蔵を合わせて、ひとつの大きな空間に仕上げています。長い年月を刻んだ漆喰の白壁にや梁、戸袋や引き戸がそのまま残され、まるでタイムスリップしたような雰囲気を楽しめます。
1杯ずつ丁寧にドリップする香り豊かなコーヒーのほか、なるべく手づくりにこだわるという栄養価の高い紫黒米を使ったランチメニューやスイーツなど、建物と同じように、どこか懐かしく、やさしい味わいのものばかりです。
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【 Cafe 5 】
山あいに佇む、古民家を再生した
アートなカフェ〈澁い -SHIBUI-〉
数々の古民家や集落の再生に携わってきたドイツ出身の建築家カール・ベンクス氏がリノベーションを手がけたカフェ。明治時代に旅館として使われていた建物を、日本の伝統文化を生かしながら独自のエッセンスを加えて見事に再生。西洋のムードに和が融合した独特の雰囲気は、そこにいるだけで不思議と落ち着き、穏やかな気持ちになれます。
〈大地の芸術祭〉で知られる越後妻有・松代エリアとあって観光客からも人気が高く、新潟の新名所ともいえる空間は一見の価値ありです。
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【 Cafe 6 】
風が吹き抜けるお屋敷で、
骨董と庭を愛でる〈絵のある風景〉
季節の花々や涼やかな竹林など、四季折々に表情を変える庭園が広がる古民家カフェ〈絵のある風景〉。建物は大正時代に建てられたもので、庭園は江戸時代中期から続くものだそう。
こちらはコーヒーを飲みながら、風情のある空間をじっくりと楽しむだけでなく、伊万里を中心とした骨董の器をはじめ、さまざまな美術品を展示するギャラリーを併設しています。芸術品をじっくりと愛でたり、庭を眺めたり、楽しみ方は思いのまま。お屋敷には看板ネコがいて、縁側でくつろぐ姿を見て癒やされる人たちも多いんだとか。愛猫家の方もぜひ。
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を満喫できるカフェ 】