なかなか外食もできない今だからこそ、新潟の名産品を自宅でアレンジして「おうち居酒屋」を楽しみませんか。村上名産の「鮭の酒浸し」をチーズや野菜と組み合わせれば、バリエーション豊かなひと口おつまみが手軽に完成します。地酒と一緒に楽しんで、新潟気分をアップさせてみては?
【「鮭の酒浸し」について詳しくはこちら】
【 Recipe:「鮭の酒浸し」のひと口おつまみ 】
鮭の酒浸しを、クリームチーズやゆでたじゃがいも、トマトと玉ねぎのスライスにのせて食べます。鮭の旨みがたっぷり凝縮されている鮭の酒浸しは、チーズやマヨネーズなど油脂と組み合わせると、味がまろやかになり食べやすくなります。また、野菜にのせるとあっさりした味わいに。酒浸しの塩分だけで十分に味が決まります。
片手でパクッとつまめるフィンガーフードなので、お酒の肴にぴったり。今回ご紹介しているレシピ以外にも、大根やキュウリの薄切りと合わせてもおいしくいただけます。自分好みの組み合わせをぜひ探してみてください。
【所要時間】 10分
【材料】 作りやすい分量
・ 鮭の酒浸し …… 適量
・ 日本酒 …… 少量
・ 生姜 …… 適量
・ クリームチーズ …… 適量
・ じゃがいも …… 適量
・ トマト …… 適量
・ 玉ねぎ …… 適量
* 胡椒 …… 少々
* マヨネーズ …… 適量
* オリーブオイル …… 適量
【作り方】
1 鮭の酒浸しに日本酒を少量ふりかけ、5分ほど置き、ひと口サイズに切る。
2 じゃがいもは蒸してスライスする。トマトと玉ねぎはひと口サイズにスライス、生姜は千切りにする。
3 クリームチーズの上に1をのせて胡椒をふる。スライスしたじゃがいもの上に1をのせてマヨネーズをかける。トマトの上に玉ねぎと1をのせ、オリーブオイルをかける。1に生姜を添える。
〈〆張鶴 純〉の膨らみのある味わいが相性抜群
このレシピにおすすめの日本酒は、鮭の酒浸しと同じく村上の地でつくられている〈〆張鶴(しめはりつる)純〉。文政2(1819)年創業の老舗酒蔵が醸す一本で、1960年代に発売して以来のロングセラーです。
口当たりはなめらかでやわらか。ほのかな甘さがあり、ふくよかで旨みが広がります。また、後味はきれいにスッときれて上品。膨らみのある味わいが鮭の酒浸しの旨みを増幅させてくれます。このレシピには冷や(常温)がおすすめ。
「鮭の酒浸し」のひと口おつまみとのマリアージュをぜひお試しください。
購入可能なお店
鮭の酒浸しと〈〆張鶴 純〉は表参道駅・徒歩1分のアンテナショップ〈ネスパス〉で購入できます。
web:表参道・新潟館ネスパス
※新型コロナウイルスの影響により営業日・営業時間を変更しておりますので、詳細はHPにてご確認ください。
宮尾酒造の詳細
Profile 山村真由美(やまむら・まゆみ)
酒匠、料理研究家。酒好きが高じて日本酒ライターに。1日も欠かすことなく酒を呑み続ける驚胃の持ち主。郷土料理を大事にし、素材を生かした料理、お酒に合うおつまみが得意。著書に、『うち飲みレシピ』『スバラ式弁当』がある。飲み屋巡りブログ「スバラ式生活」を更新中。
credit recipe:山村真由美 text:長谷川梨紗(くらしさ) photo:長谷川浩史(くらしさ)