新潟のつかいかた

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新潟市で働く移住者5人が語る
「意外と都会でほどよく田舎」
な暮らしとは? Posted | 2022/03/29

山や海の自然を享受しながら、都会の利便性もキープしたい。そんな理想をかなえてくれるのが、新潟市やその周辺地域での暮らしです。そこで今回は、新潟市で働く人たちに注目! 県外から移住し、〈亀田の柿の種〉や〈ハッピーターン〉でおなじみの〈亀田製菓〉に勤務する5人に、実際の暮らしについて語ってもらいました。

スキーシーズンは仕事のあとにゲレンデへ!

冬になると白鳥が飛来し、いたるところでその美しい姿を見ることができる新潟市。雄大な越後平野が広がる自然豊かな地域でありながら、人口約78万人の政令指定都市でもあります。亀田製菓が本社を構えるのは江南区亀田。新潟駅から車で15分ほどの場所です。

座談会に参加いただいた5人
左から、設備開発部の野崎雄大さん、生産企画部の森本恵実さん、技術開発部の佐藤亮多さん、お米総合研究所の中山諒子さん、総務部の塩崎さくらさん。

今回、お話をうかがったのは、入社7年目の野崎雄大(たけひろ)さん、4年目の中山諒子(りょうこ)さん、同じく4年目の森本恵実(めぐみ)さん、2年目の佐藤亮多さん、そして首都圏支店からの異動で、2021年5月から本社勤務となった塩崎さくらさん。野崎さんは阿賀野市在住、ほか4人は新潟市在住です。

取材日はまだ雪が残る2月某日。話題は自ずと冬のアクティビティに。全国でも有数のゲレンデ王国である新潟県だけに、5人中、4人が移住後にスノーボードを始めたといいます。

塩崎さくらさん
大学卒業後まで兵庫県で暮らしていた塩崎さん。就職を機に上京。その後、異動で新潟へ。

塩崎さくらさん(以下、塩崎)「社内にスキーやスノーボードをしている人が多いこともあり、気づいたら始めていました。『新潟に来たら、まずはスノーボードでしょ!』という雰囲気はあるかもしれないですね(笑)。私は新発田市にある〈ニノックススノーパーク〉によく行きます。先日も森本さんをはじめ、社内の仲間、数名で滑ってきました。ナイター営業している日は終業後、ゲレンデに直行することも。会社から車で1時間かからないので、気軽に楽しめます」

野崎雄大さん(以下、野崎)「僕もスノーボードを始めたのは会社の人に誘ってもらったのがきっかけ。やってみたらおもしろくて、以来、ずっと続けている。子どもが生まれる前は、妙高市の〈赤倉温泉スキー場〉に行ったり、福島県の磐梯まで足を延ばしたことも。滑った後の温泉が最高なんだよね!」

野崎雄大さん
新潟市に隣接する阿賀野市出身の野崎さんは、米農家である実家の手伝いをするために阿賀野市にUターン。それでも自宅から本社までは車で20分程度だといいます。

佐藤亮多さん(以下、佐藤)「温泉いいですよね! 新潟は立ち寄り湯が充実しているので、時間を見つけては上越にも足を延ばしたりして、自分好みの泉質を探しています。縦に長い新潟県はエリアによって気候や食文化がまったく違って、そういうところもおもしろいです。新潟のスキー場はまだ行ったことがないですが、スノーボードと温泉のセットは楽しそう」

中山諒子さん(以下、中山)「スノーボードは入社してからずっとやりたいと思っていて、今シーズンようやく始めました。私は市内から1時間ほどの〈胎内スキー場〉に行くことが多いです。ボードのブランドは〈ヨネックス〉。新潟の企業だと知って、迷わず購入しました。地元でつくられている製品を使うのは、地域とつながっている感じがしてうれしいですよね」

中山諒子さん
佐渡出身の中山さん。東京で生活していたことがあるそう。新潟市に移住前は滋賀県で暮らしていました。

森本恵実さん(以下、森本)「アウトドアブランドの〈スノーピーク〉も新潟ですよね!」

中山「確かにそうですね。以前、三条市にある〈スノーピーク〉のキャンプ場に行ったことがあります。シャワー併設で初心者でも手軽に楽しめてすごくよかったですよ。あと入社してからゴルフを始めたんですけど、スクールの先生から燕三条に〈エポン〉というゴルファーの間ではよく知られたゴルフブランドがあることを教えてもらいました。新潟にはエンドユーザー向けの商品を展開する、技術力の高い企業が多いなと感じています」

座談会の様子

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