新潟のつかいかた

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新潟市で働く移住者5人が語る
「意外と都会でほどよく田舎」
な暮らしとは? | Page 2 Posted | 2022/03/29

充実した道路交通網のおかげで、らくらく遠出

仕事でもプライベートでも車で移動することが多く「1時間程度の運転は、普段の暮らしの範疇」と口を揃えるみなさん。車を使うことで行動範囲が広がり、休日の充実度がぐっと上がったそうですが、その秘密は質の高い道路交通網にもあるようです。

森本恵実さん
京都出身の森本さんは、大学時代を高知県で過ごし、新潟へ。

森本「新潟のバイパスは他県に比べてもレベルが高いですよね! 道路同士の接続もスムーズだし、信号もないので、まるで無料の高速道路のよう」

中山「ストレスなく走れるので、運転している時間が苦になりません。友だちを車で迎えに行くときも1時間くらいの距離なら平気ですね」

野崎「今年は阿賀野バイパスが開通するから、阿賀野市民としては、新潟市内へのアクセスがより快適になってうれしい」

塩崎「東京にいた頃は、休日、家で過ごすことが多かったのですが、新潟に来てからは、車で出かける楽しさを覚えてしまい、余暇の充実度が想像以上に上がりました。やりたいことが多すぎて週休2日では足りない! 冬はもっぱらスノーボードですが、図書館めぐりも好きで、近場だけでなく秋葉区新津の図書館まで車を走らせることも。今一番、観光したい場所は、スノーボードの平野歩夢選手の出身地である村上市。暖かくなったら行きたいなと思っています」

佐藤「新潟に来て驚いたのが、新潟市の積雪量の少なさ。雪国への移住は、車の運転が特に不安でしたが、杞憂でした」

森本「上越市や十日町市といった豪雪地帯の積雪が全国ニュースで取り上げられると、家族や友だちが心配して連絡をくれますが、ほかのエリアに比べて新潟市は本当に雪が少ないですよね。でも昨年の1月はよく降ったので、さすがに車載用のスコップでは除雪が追いつかず、より機能的な除雪用スノーダンプを買いに走りました(笑)」

笑顔が絶えない座談会風景
座談会中、会話が弾む

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