新潟のつかいかた

都会と田舎のバランスが心地いい

新潟市で働く移住者5人が語る
「意外と都会でほどよく田舎」
な暮らしとは? | Page 3 Posted | 2022/03/29

都会と田舎のバランスが心地いい

取材の様子

新潟市には、万代(ばんだい)と古町(ふるまち)のふたつの大きな繁華街があります。生まれも育ちも大阪という佐藤さんは、新潟市が想像以上に都会で驚いたそう。

佐藤「新潟といえば“田んぼとお米”のイメージでした。それが万代エリアにはファッションビルやデパートが立ち並び、古町の商店街には個性的でおしゃれな店が多くて、すごく都会だなって。すてきなカフェも市内にたくさんありますよね。あと、新潟空港が近いのも便利。新潟駅からリムジンバスが出ていて20分ほどで空港に行けるので、大阪への帰省もスムーズで助かっています」

佐藤亮多さん
大学までの20年以上を大阪で過ごした佐藤さん。新潟に移住してからの趣味はドライブと温泉めぐり。

森本「おいしいお店がたくさんあるので、パンやスイーツの食べ歩きが休日の楽しみ。鳥屋野潟(とやのがた)公園で過ごすのも好きです」

中山「鳥屋野潟公園は、子どもからお年寄りまで、いろんな人が自由に過ごしていて“市民の憩いの場”という感じですよね。そして春の桜がとってもきれい。周辺施設も充実していて、カフェのテラスでのんびりするのもおすすめです」

野崎「学生時代、神奈川県に住んでいたけど、戻ってきてあらためて感じるのは、新潟は自然が豊かで人混みが少なく過ごしやすいなって」

塩崎「駅から古町にかけてのエリアは、すごく都会。でもそれ以外は自然豊かだと思います」

佐藤「海が近いのも新潟のいいところだと感じます。市内で気軽に釣りができるし、昨年は村上市の『笹川流れ』(国の名勝天然記念物に指定された県立自然公園)でバーベキューをしました。それも車で1時間半くらい。何より新潟は魚がおいしい! スーパーで売っている魚まで新鮮!」

森本「直売所の野菜もおいしいですよね。たとえば鳥屋野潟のほとりにある複合施設〈いくとぴあ食花(しょくはな)〉内の〈キラキラマーケット〉。品揃えが豊富なうえに、小さいカフェや花屋さんも併設されていて、すごく気に入っています」

中山「私は南区の直売所〈大地〉によく行きます。人気野菜はいつも争奪戦。気合いを入れて朝一番に行かないとすぐに売り切れてしまうんです。昨年の夏は朝採れのトマトがなかなか買えなくて苦労しました(笑)」

森本「トマトであれば、北区にある農家さん〈タカギ農場〉がつくっているフルーツトマトもおすすめです。併設の農家レストランでは、野菜たっぷりのイタリアンをいただくことも。私は野菜づくりにも興味があって、移住してからベランダ菜園を始めました。いずれは市民農園を借りたいんですけど、ひと区画がけっこう広いので、仲間を募集して数人で一緒にできたらいいなと考えています」

中山「上司が近くで市民農園を借りていました。朝、水をあげてから出勤して、退勤後に様子を見に行くという生活。すごくたくさん収穫できるみたいです」

塩崎「自分で栽培した野菜のおいしさはまた格別でしょうね」

新潟のいいところについて語る5人の座談会参加者

中山「新潟のいいところって、よし行くぞ!と車を走らせて行く山や海がある一方で、鳥屋野潟公園のように、まちなかに溶け込んでいる緑もある。ふたつの自然が同時に楽しめるところかなって。あと佐渡島出身の私としては、船で気軽に離島に行けるのもいいですよね。今年は休暇を利用して、粟島(あわしま)を自転車でぐるっと1周したいなって思っています」

「週休2日では足りない」という言葉通り、充実した毎日を過ごしているみなさん。現在、新潟駅の開発が進められており、ますます快適になりそうな新潟市。繁華街も充実しているので、人里離れた田舎暮らしはちょっと敷居が高いと感じている人にも最適な環境といえそうですね。

亀田製菓本社のロビー

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【亀田製菓】
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記事内で紹介しているスポット

credit text:矢島容代 photo:内藤雅子