日に日に寒さが増してきて、温かい食べ物が恋しくなる季節。冬の定番といえばやはり鍋は欠かせませんよね。自然豊かな新潟には、鍋にぴったりの食材がたくさんあります。鮮度抜群の魚介類や野菜、ブランド肉……etc. 食材自体のポテンシャルが高いのだから、鍋料理で味わえばおいしいのは間違いありません。

今回は寒い冬にこそ味わいたいアツアツの鍋料理をお届け。地元食材をふんだんに使ったオリジナル鍋から、海の恵みを楽しめる海鮮鍋、冷えた体を温めてくれるスパイシー鍋まで、バラエティー豊富にご紹介します。

肉の旨みがあふれ出す！　お肉自慢の鍋に舌鼓

ご主人が本場・博多で学び、その味をアレンジしたもつ鍋を提供する〈もつ鍋　たつみ〉。生の牛モツが生み出す、旨みたっぷりのスープが自慢です。新鮮なシマチョウを使っていてぷりぷりの食感も魅力のひとつ。

さらに「もつ鍋は野菜をおいしく食べる料理」というご主人の言葉どおり、キャベツやニラなど野菜が山盛り。野菜のエキスが溶け出した深い味わいに、どんどん箸が進むはずです。

もつ鍋のほかにも、焼き鳥や馬刺しの３種盛り（レバー、カルビ、タン）、目の前で仕上げる炙りしめサバといった気になる一品料理も充実。〈久須美酒造〉の〈亀の翁〉をはじめ、新潟県内の酒蔵の希少な地酒もそろうので、滋養たっぷりの鍋と一緒にぜひ味わってみてください。

三条市の飲食街、本寺小路に佇む居酒屋〈麺酒場 うめもと〉。定番のおつまみはもちろん、「ウナギづくし」をはじめとした一風変わったコース料理も提供しています。

こちらでは、厳選牛を堪能できる「牛すきやき」が人気。やわらかく上質な味わいの牛肉がたっぷり入っていて、満足度が高いと好評です。シメにはうどんを入れて、一滴残らず牛の旨みを堪能しましょう。これを目当てに訪れる常連客も多いそうです。

三条市きっての飲み屋街、本寺小路を満喫してみてはいかがでしょうか。

創業100余年、日本三大薬湯のひとつに数えられる天然温泉を楽しめる老舗宿〈ひなの宿　ちとせ〉。温泉を目的に訪れる宿泊客が多いなか、自然豊かな十日町市・松之山の恵みを生かした、ここでしか味わえない独創的な料理がリピーターを生んでいます。

夕食の名物「棚田鍋」は、冬の雪深い松之山の棚田を鍋の上で再現した名物料理。棚田米の重湯にカツオだしを合わせたとろみのあるスープに、地場産の根菜類と妻有ポークの熟成〈越乃紅〉をたっぷりのせた食べ応えのある一品です。

冬は雪に包まれ、宿は最高の雰囲気に。松之山の味覚を存分に楽しめる棚田鍋で、心も体もポカポカになりましょう。

【 次のページ：カキ＆アンコウ！
冬の味覚と名物うどんすきを堪能 】

---

次のページへ →