焼きそばにトマトソースをかけた「イタリアン」をはじめ、カラリと揚げたとんかつを甘めのタレにくぐらせてご飯にのせた「タレカツ丼」、カレー味をまとわせた鶏の半身を揚げた「鶏の半身揚げ」、ヨモギの香り漂う「笹団子」など、全国的に名を馳せるご当地グルメが豊富な新潟県。メディアで取り上げられる王道はもちろん、新潟県にはまだまだ県民に愛されているおいしいものがたくさん。
今回は全国区で知られるグルメに隠れた「県民熱愛グルメ」をエリア別にご紹介! 地元に根づくソウルフードからB級グルメまで、上・中・下越の県民が太鼓判を押す9品をお届けします。
下越エリアのソウルフード! マストで食べたい3店
【 県民熱愛グルメ1 】
昭和初期創業のパン屋さんがつくる懐かしの惣菜パン
〈栄軒ベーカリー〉
![〈栄軒ベーカリー〉の惣菜コッペ8種](https://img.howtoniigata.jp/2022/09/18115256/series-jimoto-054-photo1.jpg)
五泉市の商店街にある昭和2年創業の老舗ベーカリー。こちらの名物はふっくらとした食感がヤミツキになるコッペパン。昔ながらの製法を守り、少なめの水分で小麦の風味を生かした、素朴でどこか懐かしさを感じさせる味わいです。
シンプルなコッペパンはもちろん、ナポリタンや納豆コロッケなどを挟んだ惣菜コッペも評判。「学校や部活帰りによく食べた」という五泉市民も多く“青春の味”として地元で愛されています。
![〈栄軒ベーカリー〉の外観](https://img.howtoniigata.jp/2022/09/18115258/series-jimoto-054-photo2.jpg)
1日に焼くコッペパンはなんと800本ほど。コッペパンに甘さ控えめのコーヒークリームをたっぷりと挟んだ〈コーヒーパン〉(150円)も、ファンが多い定番の味です。
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【 県民熱愛グルメ2 】
見た目も華やか! 名店で味わう元祖わっぱ飯
〈わっぱ飯 田舎家 新潟古町本店〉
![鮭親子わっぱ](https://img.howtoniigata.jp/2022/09/18115300/series-jimoto-054-photo3.jpg)
新潟の味処として地元でおなじみの〈わっぱ飯 田舎家 新潟古町本店〉。60年以上の歴史を持つこちらの名物・わっぱ飯は地元の人はもちろん、観光客にも人気の味。
薄味のだしで炊いたホカホカのご飯の上に旬の魚介がたっぷりのった「鮭親子わっぱ」は、見た目も華やかで満足感も十分。薄い杉板を曲げてつくったわっぱからたちのぼる、白い湯気も食欲をそそります。ほか、イクラやノドグロ、タイ、カニ、サケなど新潟の美味を一度に味わえる「贅沢わっぱ飯」(2640円)もおすすめですよ。
![〈わっぱ飯 田舎家 新潟古町本店〉外観](https://img.howtoniigata.jp/2022/09/18115302/series-jimoto-054-photo4.jpg)
昭和27年に初代のご主人が考案した元祖わっぱ飯のほか、のっぺやタレかつなど新潟の味覚が味わえるメニューもたくさん。新潟の地酒とともに堪能してください。
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【 県民熱愛グルメ3 】
パンダの形がキュート! もっちり食感の名物おやつ
〈分水堂菓子舗〉
![〈分水堂菓子舗〉の〈パンダ焼き〉](https://img.howtoniigata.jp/2022/09/18115304/series-jimoto-054-photo5.jpg)
「弥彦名物といえば〈分水堂菓子舗〉の〈パンダ焼き〉」と言われるほど、多くの人に愛されているおやつ。愛らしい見た目と、米粉が入ったモチモチの生地で「日本全国ご当地おやつランキング」でグランプリを受賞したこともある逸品です。
アツアツの焼きたてはもちろん、冷めてもおいしくいただけるのが魅力。定番の小倉、チョコレート、カスタード(各160円)に加え、地元で採れる枝豆〈弥彦むすめ〉を使った枝豆あん(170円)や季節限定の味など種類も豊富なので、いろいろな味を食べ比べてみてくださいね。
![〈分水堂菓子舗〉の外観](https://img.howtoniigata.jp/2022/09/18115306/series-jimoto-054-photo6.jpg)
休日にはお店の前に長い行列ができるほどの人気ぶり。越後一宮として有名な彌彦神社や弥彦山登山の帰りなど、弥彦観光の際に立ち寄ってみてくださいね。
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![〈船場食堂〉の名物ラーメン「サッポロ」](https://img.howtoniigata.jp/2022/09/18115242/series-jimoto-054-next1.jpg)