2019年注目のこだわりマイクロブルワリー3選
【 Beer 5 】
発酵のまちの新進クラフトビール〈沼垂ビール〉
古くから日本酒、みそ、納豆などを製造する企業が集まり「発酵のまち」として知られる、新潟市中央区の沼垂(ぬったり)地区。醸造のまちの面影を残す建物や、工場見学もできる酒蔵などがあり、まち歩きの新スポットとしても注目が集まるエリアです。
その沼垂で2016年1月のオープン以来、そのブランド力を高める存在として注目されているのが〈沼垂ブルワリー&ビアパブ〉。趣あるお店に併設された醸造所でつくられる沼垂ビールは、無ろ過、無添加で仕上げています。
蔵出しの状態で提供される8~9種類のビールそれぞれの個性を、ソーセージ盛り合わせ(540円)やチーズとベーコンの薫製セット(486円)などとともに、気軽に楽しみましょう!
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【 Beer 6 】
やわらかな味が特徴のエールビール〈MITSUKE Local Brewery〉
地元見附産の米でつくる、すっきりした口当たりのライスビールなど20種以上を製造する〈MITSUKE Local Brewery〉。種類によって大麦と小麦の割合を変え、アメリカ産のホップを使用することにより、華やかな香りのフルーティーなクラフトビールが完成します。
発酵、熟成を経て1か月ほどで完成するビールは予約制で量り売りを行うほか、隣接するカフェ〈cafe ho.cca〉や見附商店街にオープンした2号店〈MLB Tap room BOW〉でも味わえます。カフェでは枝豆ケイジャンや鴨のスライスサラダ仕立てなど、ビールのお供を多数用意。時間とともに変化する香りと豊かな風味を、さまざまな料理と合わせて楽しみましょう。
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【 Beer 7 】
自家培養酵母と自家栽培ホップを使用したビール〈STRANGE BREWING〉
住宅地の中に佇む、民家のような建物が〈STRANGE BREWING〉の醸造所。玄関を開けると店頭販売用ビールのショーケース冷蔵庫があり、さらに奥へ視線を動かすと、ガレージ風のスペースにところ狭しと醸造タンクがひしめきあっています。
東京は両国のビアパブ〈麦酒倶楽部ポパイ〉の直営ブルワリーとして立ち上げたSTRANGE BREWING。混じり気のないビールをつくるために自家培養した酵母を使用するなど、こだわりは半端ではありません。
味わいの幅はレギュラー商品だけで10種以上にもなり、季節ごとにビールの銘柄が移り変わります。夏場には南魚沼特産の〈八色西瓜〉、亀田の梨などを使ったユニークなビールが登場することも。訪れるたびに発見のあるマイクロブルワリーです。
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個性派ブルワリー 】