新潟には個性豊かなご当地グルメがたくさんありますが、マストで食べてほしいもののひとつが「タレカツ丼」です。

全国的に「カツ丼」といえば卵でとじられたものをイメージしますが、新潟でいう「カツ丼」は、ずばり「タレカツ丼」のこと。サクサク食感のカツを甘じょっぱいタレにくぐらせ、炊きたてご飯の上にのせたもの。「新潟のご当地グルメといえば？」という質問に必ず名が挙がるほど、県民から広く愛されている逸品です。

今回は、新潟のタレカツ丼を語るのに外せない名店や、県内各地の道の駅、多彩なジャンルの飲食店で提供されているタレカツ丼をピックアップ。とにかくご飯が進むヤミツキの味わいに、魅了されること間違いなしです。

タレカツ丼といえばココ！　老舗の名店へ

県外からも多くの人が訪れる、タレかつ丼の名店。主役のカツは、国産の上質な豚肉を丁寧にカットし、やわらかくジューシーでありながらも歯切れ良く仕上がるよう追求しています。創業からの継ぎ足しで守られてきた秘伝のタレに潜らせたカツと、新潟県産コシヒカリの相性は抜群。まさに至福の味わいです。

ボリュームの異なる８種のカツ丼のほか、満腹必至の定食や、お酒に合う一品料理も充実。多彩なテイクアウトメニューもあるので、さまざまなシーンで味わってみてください。

胎内市・飯豊山の伏流水で飼育された最高級ブランド豚肉〈阿賀北ポーク〉を使用したとんかつが人気の〈新潟かつ一 白根店〉。上質な香りや甘さ、やわらかさが特徴の〈阿賀北ポーク〉を、定番のロースやヒレ、豚トロなど多彩な部位で提供しています。定食を注文すると、ご飯、みそ汁、キャベツがおかわり自由になるサービスもありますよ。

日曜・祝日以外のランチライムには、ロース、ヒレ、エビフライがそろった「よくばりランチ」（1738円）がおすすめです。

三条市で40年以上続く老舗〈とんかつ三条〉。「新潟タレカツ丼」をはじめ、「ヒレタレかつ丼」や「チキンタレかつ丼」など、多彩なカツ丼メニューがそろいます。やわらかくジューシーなお肉をあえて薄切りにして、細かいパン粉を使うことで絶妙な食感に。カツ丼のご飯をおかわりすると醤油ベースの甘辛いタレをかけてもらえるので、２杯目もおいしく味わえますよ。

ゆで卵食べ放題や、子ども向けのわたあめづくり体験サービスなど、太っ腹なおもてなしも長年愛される理由。老舗ならではの落ち着いた雰囲気のなかで、ゆったりと食事を楽しんでくださいね。

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